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昨日､生まれ育った地元で節分祭が行われた



私を含め､厄年の連中が集まり厄払いをしてもらった



同い年の連中が集まったので､同窓会的なものになった




誰かと話す度に、当時の情景がフラッシュバックしてきた














思えば二十数年前､桜咲く学舎でそれぞれの道へ進んで行った








就職した者、進学した者








そして、時代は代わり









やがて皆、社会人になった







一箇所の職場で根気強く居る者





転職を繰り返した者






二つや､三つの人生の山を乗り越え









自ずと大人になっていった









そこで､職場の要となった者






会社や､店を立上げた者






やがて結婚し





男は父となり





女は母となり






中には､止むを得ず離婚も経験する事となった者





未だ､独身を貫いている者






志半ばで､この世を去った者










様々













面影は有るにせよ､顔や体型は明らかに変わった







けど､









何年経っても




ｼﾜが増えても




病院話が会話の８０％以上占めても








当時と変わらぬﾆｯｸﾈｰﾑで呼び合える、同じ学舎で騒いだ仲間がいる事は変わらない








いつまでも、あの時のままなのだ











今まで







わけも分からず､ただ走るように生きてきた




振り返るというのは､歳をとった証拠だが





振り返って改めて見える物もある





自分を見つめ直す事もたまには良い









決して、頭が良かったわけではない





なんとか上手く切り抜けてきただけだ





増して、度胸で勝負した事はない







だから､大きな失敗もしなかった






ただ､







時間はかなり無駄に使ってきた








時間は






確実に流れてる










今しか出来ない事は､たくさんあると思う




これからの時間を大切にしたい