<ソチ五輪>女子フィギュアの金メダルを巡るコスチュームカラー論争
■青色のコスチュームの選手が勝つ
ソチ五輪の開幕を前に女子フィギュアスケートでのコスチュームカラー論争が起きている
「青色のコスチュームの選手が勝つ」というジンクスが面白おかしく広がっているのだ
女子フィギュアスケートのシングルでは、ショート、フリーで、2着のコスチュームが用意されるが、優勝に直結するフリーでのコスチュームが、ソルトレークシティ五輪、トリノ五輪、バンクーバー五輪と、3大会連続で、青系のカラーでまとめた選手が金メダルを獲得している
■3大会連続で金メダリストは「青色」
そう言われて、改めて過去3大会の金メダリストの写真を見てみると、ソルトレークシティ五輪のサラ・ヒューズ、トリノ五輪の荒川静香、そして、バンクーバー五輪で勝った浅田真央のライバル、キム・ヨナも青を基調としたコスチュームだった
五輪イヤーとなる今シーズンは、選手たちの間でも「青色が勝つ」というジンクスが広がっていて、青色系のコスチュームを着用するスケーターが目立ったという
コスチュームは、通常はオーダーメイド
選手の母親が刺繍やスパンコールを愛情をこめて丁寧に手縫いする場合も少なくない
ファッショナブルでエレガンスなもの、キュートなもの、選手によって、その特徴は様々だが、採点競技ゆえに、ルールも決められている
■定められたルールに違反すれば減点も
(1)競技者の衣装は節度と品位のあるものでスポーツの競技会に適したものでなければならない
派手な物や、芝居じみたデザインであってはならないが、選んだ音楽の特徴を反映するものであってよい
(2)衣装はスポーツ競技用として過度に肌を出したように見えるものであってはならない
男性はズボンを着用しなければならず、タイツは許可されていない
アクセサリーや小道具を用いたりすることは許可されていない
衣装の装飾は、非着脱式でなければならない
これらのルールに違反したコスチュームは、減点1.0が科せられてしまう。それほどコスチュームが勝敗に与える影響は計り知れないのだ
■コスチュームでジャッジに与える印象が大きく異なる
元全日本2位で、現在はインストラクター兼評論家としての活動をしている中庭健介氏は、フィギュアスケートにおいて、コスチュームがもたらす効果をこう説明する
「コスチュームひとつで、ジャッジに与える印象は大きく変わります。例えば、スカートの丈の部分が長ければ、足が短く見えますし、短ければ、逆に足が長く見えます。袖の長さによって、今度は手の長さの見え方が変わります。また色も重要ですね。暖色だと太って見えたりと、ジャッジに与える印象が大きく違います。また選んだ曲に合わせての色調もあります」
■賛否両論だったキム・ヨナの“たくわんコスチューム”
最近では、キム・ヨナが、黄色と、金色の間のような奇抜なカラーのコスチュームをショートプログラムで着用して賛否両論が起きた
日本の漬物のたくわんのような色だったため「たくわんコスチューム」と揶揄するメディアまであった
「いい悪いは別にして、あれ(キム・ヨナのコスチュームのカラー)には驚きました。え?なんで?と」
中庭氏も、あのコスチュームカラーには疑問を感じた
それほど、コスチュームがジャッジに与える印象は大きく、5コンポーネントといわれる芸術的の点数にまで、影響を与えるという。
たいていのスケーターは、五輪用のコスチュームを用意するので、ここまでのシーズンのカラーを踏襲するかどうかはわからない
ジンクスを担いだ青系か?
それとも4大会目は、そろそろジンクスも途切れると踏んで黒系か?
今年は何色が金メダルだろ?
でも、全員が同じ色着たらどうなるんだろ〓