東京藝術大学卒業・修了作品展。その2。
50代前半  東京都
2/8 17:06
東京藝術大学卒業・修了作品展。その2。

 東京藝術大学校内と東京都美術館で開催された「東京藝術大学卒業・修了作品展」!

 一度行って回りきれなかったので、最終日に追加で見てきたんですよ!!!

 見逃してた作品は彫刻・造形作品が多かったんですが、実は一番好きなジャンル。本当に楽しみにして行ったんですけど。

 宇宙飛行士を持った宇宙飛行士を持った(以下略)な作品。これ、よく見てみると、スタートの宇宙飛行士も手のひらの上に乗ってる! 釈迦の手のひらの上、なんてことわざがありますが、我々の見えてない外側にまだ作品が続いているのかも、と思わせてくれますね。それにしてもすごい迫力!

 ネットでも話題になっていたケモナーな作品は、等身大だし、めちゃめちゃ滑らかに動くしどうなってるんだ!?と思ったら、実はこの作品はキグルミで、中に入った方がアニマトロニクスっぽい動きをされているという……!! 本当によく出来たロボットにしか見えないの! 二重の意味でやられました。

 それ以外も、木で作られた巨大なバイク。触ってみたくなる陶器の恐竜たち。直径30cmをゆうに超える金属製の精緻な昆虫。古くは仏像の制作などにも使われた乾漆技法で作られたケモミミ少女像。体中張り巡らされた血管の流れを象ったジュエリー。拾った石に文字や図性を刻んだ作品。数十年後、皮膚培養・移植技術が発展した結果、模様や色をプリントした"デザインスキン"が生まれて皆が気軽に「皮膚を着替える」という未来を構想した作品……。 

 中でも前回俺が気に入って、もう一度見に行った所、作家の前崎氏から話しかけて頂き、詳しくお話を伺えたのは僥倖でした。前崎氏の作品は、なんと北極調査船に同乗した時のスケッチや、そこで見た奇妙なヒトデをモチーフにしたものなのである! これがまた、上手くて透明感があって、ユーモラスで良いんだよね。


「北大水産学部が5年に一度実施している調査プロジェクトで、今回初めて他校の学生を公募してくれてんです。高1のときからずっと行きたかった場所で、このときほど東京芸大の学生で良かったと思ったことはありません!」

「すごい! なんという強運! でも、たぶん他にも応募した方はいたでしょうから、それでけ評価される熱意と才能があったんでしょうね」

「だったら嬉しいですね!」

「夢が叶って良かったですね」
 
「はい! 次は南極に行きたいです!」


 若 い っ て い い な ぁ 。


 若さが弾けてるぜ! 弾けまくりだぜ!! ハジケリストだぜ!!(それは違う)

 
 その他も、展示されている卒業・修了作品のどれもが素晴らしすぎて……!!!

 写真では分からないというか、説明しきれない作品も多く、もう全部見て欲しい! 素晴らしすぎるし楽しすぎる!!!

 これから社会に出ていかれるわけですが、発表されていた学生さんたちの未来が、素晴らしいものでありますよう!
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