熱海MOA美術館。
やっと来れたぜ熱海MOA美術館!!!
国宝である尾形光琳作「紅白梅図屏風」が展示されているというので見に来たのだが、いやあ、圧巻でした。建物も展示されている美術品も素晴らしすぎる!!!
こちらは箱根美術館と同じく、世界救世教教祖岡田茂吉氏のコレクションを元にした美術館なんですが(ちなみに滋賀の誇るMIHO MUSEUMはその分派神慈秀明会の経営である)、岡田氏自身が画家を目指して東京藝術大学の前身である東京美術学校に在籍し、美術をこの世に現れた霊的な美の顕現として大事にした方ということで(詳しい教義とかは知らんので、間違いがあったらすまん)、そのセレクトが凄い。
日本の美術が主なのだが、並んでいる作品が重文、重文、重文、国宝、重文、みたいなラインナップなのである! もう四番バッターしかいない。(笑)
しかも、その展示がまた素晴らしいんですよ!
透明度が極めて高く、反射度を極限に抑えたガラスが使われていて、めちゃめちゃクリアに見える。あまりに素晴らしいガラス過ぎて、頭をぶつける人続出である。痛かったです!(お前もかよ) しかもそうやってクリアに見られる作品を、フラッシュ炊かなければ撮影も自由という太っ腹っぷり! 素敵すぎる! もう、全世界の美術館はこれをデフォルトにしてほしい!(笑)
案内に立っている方も朗らかで、ちょっと他の美術館とは違う、柔らかな雰囲気の美術館でした。"美の殿堂"というより、"美の紹介所"という感じ。
美術館から望む熱海の海も絶景で、晴れた日に来たかったなあ。ほんで、カフェでのんびりしたかった……。_(:3 」∠ )_