心地良い空間
30代半ば  東京都
2011/10/10 23:05
心地良い空間
一杯引っ掛けて帰ってきました。

何だか今日は、とても静かな夜に感じる。

こういう風情は、どうしたって物思いに耽ってしまう。

徒然なるままに……。

……駅の大看板に目を引くものがあった。

江戸東京博物館とある。
時間があったら行ってみよう。

ここから思いが派生した。

1、静と動
2、共感
3、大人の幻想
4、見透かされたい願望
5、自分の望み



1、静と動
ライブに行って楽しんだり、ドライブやツーリング、スキーやスノボ等々、その事自体を目的とするのが「動的」。

絵画等の美術をみて楽しんだり、ジャズを聞きながらお酒をたしなんだり、その事も含めた空間的な、風情や情緒を目的とするのが「静的」。


2、共感
大概の方は、この「静と動」の「どちらか」に趣向が偏る……。

それは何故かといえば言わずもがななんだけど、私は偏らない……。

だからどんなに共感したとしても50%。

今の環境では、静的な共感者が少ない。

コローの描く、銀色の様な灰色の靄がかかる幻想的な情景を見て、ベルニーニの彫った、艶かしい程の肉体美と創造力を見て、何も感じないのであろうから……。


3、大人の幻想
精神年齢の低さからくる、大人の幻想。

なぜ低いのか、それは自分の使っている言葉が抽象的である事を自覚していない為に、またはその機会が得られない為に、1つの物事を深化させる事が出来ないからなのか、ただ単純に言葉のボキャブラリーの欠如なのか、今はまだ答えがでない。

あからさまに精神年齢の低い方からすると、静的な楽しみかたをする=大人という定義らしい。


4、見透かされたい願望
自分が何を考えているのか、言葉にしなくとも理解してくれる存在というのは、誰しも欲しているのだろう。

ただ私は思う。
リンゴを見て、原罪を思い浮かべる人間の理解者など、いるよしもないだろう………と、苦笑してしまう。


5、自分の望み
詩を連なる文才もなければ、音楽を紡ぎだせる感性もないが、惹かれる絵を見ると思う。

オルフェウスでありたい。

一般的な男性像とはかけ離れているのであろう。

また、同性からすれば面白みにも欠けるのであろう。

それでも構わない。
「白痴」と評価してくれる人がいるのだから。

だがきっと私は、我が子を食らうサトゥルヌスなのだろう。

自分ではどうしようもないのだ………。
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