振り出しに戻る
正義の味方は皆の味方だけど、そんな人なら要らない……。
首輪をつけて、両手でしっかりリードを握ってないと……。
言われた通りにチョコンと座って待てるほど、優等生じゃないんだ。
野良で、小型犬の皮を被った大型犬なんだもの。
ちょっと余所見のつもりなんだろうけど、それではもう手遅れ。
気づいた頃には、姿はないよ。
飼われる方も、飼い主をよく見てるんだ。
せっかく、四苦八苦してつけた首輪もリードも全てが無駄に終わってしまったね。
………フフフッ(笑)
なんてね………。
少し疲れたな……。
今は、絵本が唯一の癒し。
「リアリストは子供帰りする」
フッサールだって、今は解決出来ない。
それはそうだ。
求めるものは、とても、どこまでもシンプルなんだもの。
理解できるはずはないよ。
うぅん、これは頭で理解できるようなものじゃないんだ。
それに、あと2~3段階は人格が向上しなければならないから……。
「毒の沼地の更に奥、暗く小さな洞窟の突き当たりで膝を抱えてうずくまる……」
ドストエフスキーの心境に似ているのかもしれない。
理解者、共感者はいないけど、きっと、これで良いと思うんだ。
純粋にシンプルに………。
そっと、手を握るという事………。
ただ、同じ空間にいるという事………。
分厚い金属製の観音扉にも気が付かないで、自分でも知らなかった様な勝手口を通って、何事も無かった様に、当たり前の様に隣にいる人が………。
………フフフッ(笑)
なんてね………。
コメント
2011/12/07 0:19
3. >三村さん
?
返コメ
2011/12/05 23:13
2.
返コメ