僕と私と、時々俺2
寒い寒い…。
セールで新しいダウン買おうかな…。
さて、お仕事の話。
今日は珍しく、後輩君とマンツーマン。
後「今日はよろしくお願いします」
り「は~い」
大概の事は
「ど~でも良いよ」
と、一々に無頓着な私。
後輩君も煩わしさから解放されて、
気が楽なんだろう。
ビルに入って、
エレベーターのボタンを押す。
後「り…りんたさん、ここ何Fですか?」
り「ここは1Fだ」
後「何処に行くんですか?」
り「B2Fだ」
後「…りんたさん、ボタン…上押してますよ…」
り「……………何で?」
後「私が聞きたいですよ(笑)」
り「上に行きたい人の為に押したんだな」
後「僕達しか居ないですよ(笑)」
そして、ビル内移動。
後「そっちじゃないです」
後「こっちです、こっち」
後「そこトイレです」
後「そっちに行ったら、戻っちゃいますよ」
そして、帰り…。
後「えぇぇ~!………りんたさん………」
り「なんだ?どうした?」
後「もう、本当…マジですね…」
り「ん?………マジだぞ?」
後「いやいや…ボタン…(笑)」
り「ん?下…………何で?」
後「マジだぁ~~~~(笑)」
…………そう、「僕」のスイッチが入ると、
完全な能天気になるのだ。
後「あぁぁ~…幻滅ですよぉ~…りんたさんのイメージが完全に崩れましたぁ~………」
り「そうだな、現実は厳しいな」
後「見たくなかったわ~…(笑)」
ちゃんちゃん。