幸せの悲鳴
ビュービュー
ゴーゴー………
やっと、静かになった…。
ふと思い出す………。
「雷が落ちれば、後は
雨が降るのは仕方がない」
アリストテレスが夫婦喧嘩で、
奥さんに水をかけられた時に
言ったとされる言葉。
うん………
ユーモアのセンスと
頭の良さは比例すると思う………。
さて、私の回りのお話。
年齢的に私の回りは、
赤ちゃんから小学生の子供を
抱えている家庭が多い。
ちょうど働き盛りの20代後半~40代。
仕事量も一番多く抱える
時期なんだと思う。
そんな時に
「今日は奥さんが居ないから、
帰らないと子供だけなんだよ」
「今日は保育園に迎えに行かないといけないんだ」
等々、突発的な事が起きる。
皆、回りに
「悪い、申し訳ない」と口にして………。
勿論、回りでカバーして………。
でも、一番大変なのはその人。
仕事は忙しく、でも、
それを手放さないといけない。
大変だよね。
「迷惑かけて、ごめんね」
とか言って………。
私は独身で子供もいない。
既婚者で子供を抱えている方からすれば
お気楽だろう。
でもね………
私にはその諸々の
「家庭の事情」
が、微笑ましい幸せの悲鳴に
聞こえるんですよ。