群馬県民が群馬県内の宿泊施設に泊まると5000円がキャッシュバックされる「泊まって応援キャンペーン」と「Go To travelキャンペーン」を併用できるという事実を今日の午後3時を過ぎてから知る。
知ってしまった以上、使わないと損した気になってしまうのは貧乏性ゆえか。

泊まって応援キャンペーンは7月31日宿泊分を持って終了する。
期限が差し迫っている上に俺は連休。

温泉に行くしかない。

どうせなら草津温泉に行きたいが、群馬県の端と端だ。
我が家から草津温泉まで113Kmある。
午前中に知っていれば行っていた所だが、今からでは時間がない。
妥協して伊香保温泉へ。

当日の午後4時でも素泊まりなら泊まれる所はあるもので、キャンペーン適用で1600円で泊まれる宿を予約する。

高速道路を利用すれば90分ほどで行けるのだが、ここは下道で貧乏旅行だ。
やはりキャンペーン適用でレギュラーならリッター116円のガソリンスタンドで満タンにする。
夕食のカップ麺と緑茶を買い込み、さあ行こう。

利根川沿いを西へ。ぶつかった国道17号を北上する。
まっすぐでよさそうなのだが、古いナビなのでこの道のデータが無いらしい。とりあえずナビの意見に従い国道50号へ。
前橋市内で渋滞に巻き込まれる。帰宅ラッシュの待っ只中の群馬県庁前だ。仕方ない。
車内BGMはさだまさしベスト2。フレディもしくは三教街がまるごと一曲終わって償いに入った所で、ようやく右折できた。
通勤でここを通る人は大変だ。

その後は、これといった渋滞が無く午後7時には温泉街へ。
午後8時にチェックインと予約してしまった。
早めに行ってもいいのだが、ここは待ってみよう。
温泉街から渋川の市街地側へ降りてパスポートを利用し牛丼を食べる。
これぞ貧乏旅行。

泊まる予定の宿がどこにあるのか把握できていないまま、さっきと一本違う道を登り伊香保の温泉街へ。

近場で迷ってみても面白いと思っていたが、温泉街へ入ってすぐに泊まる予定の宿があった。

泊まって応援キャンペーンを利用する事を告げてチェックインを済ませる。
5000円はチェックアウト時にキャッシュバックされるらしい。

フロントは3階、5階の部屋まで歩きたい。階段を使って行こう。
値段なりの部屋に着く。
荷物を置いて風呂へ行こう。

伊香保温泉は大きく分けて2種類の源泉があるらしい。
黄金の湯と白銀の湯。
伝統のある旅館や値段が高めの旅館は黄金の湯である事が多い気がする。
俺が泊まる宿は後者だ。

伊香保温泉郷は過去にやらかしてるので、白銀の湯については半信半疑だったが風呂に浸かると、なめらかな肌触り。
無色透明で匂いも無いが、これはいいものだと思い知る。
疑ってごめん。

安い宿なだけに期待値は最低ラインだったが、思ったよりもいい。
気分がいいのでHuluで1日外出録ハンチョウを見ながら苦手な酒も飲んでしまおう。

とかやってたら、もう日が変わりそうだ。
ひとっ風呂浴びて今日（明日？）はもう寝よう。