ハプニングバー緊縛師らを逮捕のニュースを見てふと思い立ち、初めてハプニングバーに行ってみたのは先週の土曜日。


この扉を開ければ、めくるめく官能の世界が俺を待っている…そんな期待を胸に秘めてインターホンを鳴らす。


店員に迎えられてドアをくぐると、薄明かりの中に浮かぶのはイス一杯に男の姿。
女性がおらん！(*_*)
…ま、まあいずれ来るだろうと奥に腰掛けて待つことに。


座っていると客の1人が「初めてですか？」と声を掛けてくれる。
俺「そうなんですよ～。前から興味はあったんですけどね、普段こういう所に来ないもんですから、今ひとつ決心が付かなかったんですよ」
客「そうですか(^_^)ここのお客さんはみんなフレンドリーでいい人ばかりですから、気兼ねせずにくつろいでくださいね」


確かに薄暗かったり、奥のほうにヘンなものはあるが、明るい声が絶えず雰囲気は良さそうだ。


隣に座っていた内気そうな男性に話しかけて愚痴をこぼす。
笑顔でうなずいた後に愚痴の応酬。
彼をいい人認定。


店員から酒を促されるものの、車だからと断ってソフトドリンクを飲んでいると、マスターからアジの叩きを振舞ってもらう。
マスターアジアじゃないぞ☆(ガンダム好き)

これは旨い！アジは開きやフライオンリーだった自分を恥じると共に鮮魚への興味が湧き始める。
聞けば常連客の1人が釣ってきたとの事。
なんだか釣りにも興味を持ちそうだぞ。


そんなことをしている内に待望の女性客がやって来た！プロローグは終わった！


…結果から先に言うと終わってはいなかった(-"-)
店員と、客のイケメンと、常連客が連携して更にアットホームな雰囲気を作り出す。
自然と笑みがこぼれるほどの、ほのぼのとした空気が生まれる。
ここはハプニングバーだよな？どうもイメージと違うが居心地はいい。


別のエリアではマスターが高い酒を出したらしい。
中年客が飲み始めるのか？
ほのぼのとした空気が一変して一気コールが巻き起こる！
高い酒なのにいいのか!?
「俺が飲む！」「いや俺が飲む！」ダチョウ倶楽部の流れか？
………誰も続かない。
俺が続けばよかったかな(´+ω+｀)


グダグダな流れを断ち切る勇者はふんどし姿の中年客だった！
一升瓶を一気に傾ける！
俺はアンタになら抱かれてもいい…

吹く！

抱かれたくねえ…
これで一笑いが起きてエロい雰囲気になっていくのかな？と思ったのだが、そんな事は無く、終始こんな感じで時間は過ぎて閉店時間に(-"-)
女性が先に店を出て数分後に男が店を出るというルールを知って帰路に着く。


起こったハプニングといえば、飲みすぎた客が男同士でもつれ合って寝てしまった事だけだったが、楽しい時間を過ごすことができた。
結局、男としか話してないが満足だ。


俺が行った所はこんな感じだったぞ。
行こうかどうか悩んでる人は一度行ってみたらどうかな？案ずるより生むが易しと申しますぞ。


女性の方もオススメですよ！
安い上にエロい事を望まなければ酒を飲んでグチをこぼせばいいしね。
店員や常連客が聞いてくれるぞ。


密かに頂いたカジカの煮付けが最高に旨かったな…どんな味付けをしてるのか聞くべきだったのが心残りか。
また行った時に聞いてみよう。