友人の車の助手席にて、反省会と言う名の愚痴をこぼす
40代前半  群馬県
2015/04/11 0:33
友人の車の助手席にて、反省会と言う名の愚痴をこぼす
今度の日曜日には町内会のゴミ&空き缶拾いがある。
俺も父も日曜日は仕事の為、町内会の代表の人に断りの電話を入れなければならないのだが、これにすら躊躇してしまうのが父だ。
仕事で参加できないのだから堂々としていればいいのに。

そんな気弱な父だが、スナックで働いていた女性を口説いて嫁にしてしまうといった妙な行動力はある。
モチロンその女性が俺の母だ。

母は、俗に言う肝っ玉母ちゃんだ。
こういう人が好みだという人は一定数いることだろう。
父は一定数の内のひとりだったに違いない。

母は父のどこに惹かれたのだろうか?
尋ねてみても
「しっかりした人だと思ったんだけどね。あんな男だとは思わなかった。」
の一点張りだ。
父は飼い猫に対してはマメだが、それ以外は平凡な男という印象しかない。

俺もそうなのだろうか?故に出会いが無い?
若い頃の父に倣ってという訳ではないが、友人と共に訪れた安いキャバクラで新人のマリちゃん(仮名)に言い寄ったものの、まるで手応えがない。
友人も同様だ。

親父はどんな手を使ったのやら…

まあいいか。
照る日もあれば、曇る日もある。
カラオケへ寄って友人に「調子の外れた雨のち晴れ」でも聴いてもらうとしよう。


P.S.
ごみ拾いの断りの電話は俺がしたぞ。
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