糸
ただただ孤独のグルメを見る休日。
五郎さんのおかげでしょうか?町の定食屋のご飯がとてもおいしそう。
それを見ながらのお茶漬けが私の朝食。
侘しい( ;∀;)
とはいえ、こうも暑くては食欲も湧かないというものです。
うどんぐらいしか食べる気がしない。
それでも見てしまう孤独のグルメ。
恋でしょうか?
ひたすら見ること数時間。
舞台は川崎。ひとり焼肉。
ああ!
どうして!
川崎の工業地帯の熱がそうさせた?
カルビを焼くための赤い炎?
それとも、五郎さんへの気持ちのせい?
うどんぐらいしか食べる気がしない。
そう言っていた私の心が、あっという間に溶けていくのが分かります。
止められない、この想い。
ふと気がつけば、10万㎞以上走っている愛車の運転席で、鼻歌を歌う私がいます。
五郎~♪五郎~♪井之頭♯五郎~♪
井之頭 半音上がる 音痴かな
辿り着いたのは、北関東に数店舗を出店している焼肉チェーン店。
店員にひとりである事を告げ、日替わりランチのメニューを確認する。
塩ラーメンとホルモン、ライスにサラダとドリンクで650円。
でも、食指は動かない。
突き指をしているからだ。
(本当はホルモンが苦手)
店員に促され半個室の座敷に座る。
五郎さんのようにガッツリと!の心構えでランチメニューに目を通す。
一番人気、カルビラーメンランチ。
メジャーなものが気になるタチ。
長いものには巻かれるタイプ。
その長い麺で私を抱いて!
真っ赤なスープで館林の夏よりも熱くして!!
そんな期待を胸に、呼び鈴を鳴らす。
待つこと数分。
白いご飯、サラダ、キムチ、烏龍茶。
その輪の中心にいる彼。
初めて出会ったのに、なぜか昔から知っているような気がする。
赤いスープの中の麺(あるいはこれを糸と呼ぶのかしら?)
私の小指の赤い糸はここに繋がっていたの?
抑えられない、この気持ち。
初めての口づけは、とても熱いものでした。
とても熱すぎて火傷するとこだったぞ…腹が減ってるからって、一気にかっ込むのはよくないよな。
みんなも気をつけろよ(o^-')b
P.S.
焼肉屋に行って焼肉を食わなかった日の夕食が焼肉だったんだが…
これもマーフィーの法則っていうのかな?
誕生日なのに何をしてたんでしょうね?