もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら
今更ながら中古本を買って読んでみた
読み始めてから電車の通勤時間とお昼休みにちょこっと読んでいたら、夢中になり過ぎて2日で読みおわってしまった
この本の凄いところはドラッカーの「マネジメント」という本の内容を紹介しながら、物語が成り立っているところである。紹介がメインとなっているため、物語の展開が早く、良く言えば無駄な描写が少ない
しかも登場人物が何を思っているのかを想像させる文言も少ないので、読者が想像しながら読めるのも魅力である
ここまで賞賛しておきながらなんだが、文中でも少し触れられているが「感動」が生まれるように物語が構成されている
そのため、読者は心を揺さぶられて「泣いた」とか「感動した」という意見を出す。そしてお金を出す
自分も言い方は悪いがマーケティングにやられたなぁと思いつつも、お金を出してでも買って読んでよかったな。と思える1冊(文字もびっしり詰まっているわけでも無いので読みやすい!)