東大人気教授が教える思考体力を鍛える
突然だが「渋滞学」という学問をご存知だろうか?私は知らなかったが、名前の通り渋滞についての学問である。元々著者は数学や物理の研究職だったが、ある日それらの研究を渋滞の解消に適用できないかと思い立ち出来上がったのが渋滞学である
本書はその渋滞学を思い付くまでに著者が取った行動や思考について言及している1冊である
思考体力とは6つの力から構成されている
・自己駆動力
・多段思考力
・疑い力
・大局力
・場合分け力
・ジャンプ力
それぞれの力がどのようなものでどうやって身に付ければ良いのかは本書を読んで欲しい
読んで思ったのは1番大事なのは自己駆動力だと思う。結局何をするにしてもやる気やモチベーション、目的意識がものすごく重要
その気持ちを自分で持ち続ける根幹が有るから人は頑張れる…というのは頭では分かっているが、続けることが難しい
難しいと感じるという事はそもそも目標設定が間違っているのではないか?とか、結局これ頑張ったところでどうなるんだ?とかネガティブなことを考えて潜在意識に呼び掛けかけてしまう、そして自己嫌悪。負のスパイラル
マイナス思考の人は共感出来るのではないだろうか
そして自分はいつからこんなネガティブな考え方を無意識のうちにしているのだろう。もっと明るい人間になって人生豊かに生きたい
この間あった3つくらい歳下の初対面の人に「○○さん(私の本名)は色々なものに囚われている。世界はただあるだけで色を付けているのは本人です。もっと自分の幸せについて考えましょう」と言われた
正直その後は「なんだこいつ!」ってムッとしたけど、結果的にじっくり自分で考える時間が増えたように思う。頭が燃えるくらいに考えて、この答えを見つける