恵美子の笑顔を見ながら、最後くらいは恋人のような普通の愛撫で逝かせてやろうと思っていた。
またそれは、恵美子の希望でもあった。
Sと言うと、縛りあげ、責め、奉仕させるだけしかしないと思う人が多いようだが、Mへの奉仕となる愛撫をしないだけで出来ない訳ではない。
背から尻へとローションを垂らすと“ビクッ”と全身を震わせる。
それをソフトに塗り広げながら、恵美子の性感帯をくすぐり、じわりじわりと刺激していく。
塗り広げ終わると、時には強く、または爪先で逆撫でし始めると、最初は吐息を吐いていたが、次第に呻き声に変わってくる。
「ん………ン…あぁ…ン…」
首筋から尻まで往復し、時折乳房の麓まで指を走らせ、親指は背骨に沿わせ、他指は脇腹を漂い波立たせていた。
顔を上げ下げし、足先を反転させながら指先も反り返る。
後ろに回り、その反り返った指の間一つ一つを撫で上げ、ふくらはぎ、太股へとスローテンポに愛撫する。
その頃には、目の前でぱっくり割れている股間からは、天然のローションが滲み滴り、蠢き、まだかまだかと誘いをかけているようだった。
両親指で更に尻タボを拡げながら、裂け目の中腹をなぞり、下の茂みまでを何往復もすると、息継ぎを残すだけで、呻き声が止まらなくなる。
堪らなくなったのか、指を求めて僅かに尻を振るが、旨く逃がす。
「あぁ…あぁ…狂いそう…」
「我慢せずに狂ってしまえ」
恵美子の喘ぎ声が高くなり、浴室に響き渡る。
割れ目に添って這いずっていた手の動きを止め、中指を花芯に潜らす。
「はぅ…あぁぁ…」
中で指を立てると菊花がせりあがり開花する。
「うぅぅぅいぃぃ…」
浣腸し洗腸したアナルは綺麗で最も敏感だ。
開花した紅い腸壁を舌先で擽ると
「…………!」
息の詰まった無言の呻きをあげ、菊花も蜜壺も蠢き、収縮を繰り返す。
その律動を感じながら、人差し指も加え、蜜壺を優しく抉る。
恵美子は頭を左右に振り続け
「ぃく…ぃく…うぅぅぅ!」
だが簡単には逝かせられない。
舌離し、ゆっくり指を回転させ、壺の隅々を確かめるように動かし、焦らす。
恵美子は堪らず尻を前後左右に振り初めるが、指の力を抜きタイミング良く逃げ回る。
力尽き、膝が広がり腹這いに近い状態になった恵美子の尻を、菊花に親指を入れ、ボーリングのボールのように持ち上げ、薬指で蕾をねぶる。
「ぐぁあぁぁ…ひぃぃぃ」
と復活し、乱れ狂う。
数度、寸止めを繰り返すと
「死にますうぅぅぅ殺してぇぇ」
と涎を垂らし、悲願するので指を抜き、硬くなった竿先で開ききった割れ目を数回往復させると
「ぃく…逝きま・すうぅ…」
と身体を痙攣させるが、尻をがっしり鷲掴みにし一気に根本まで刺し貫く。
「ぐぁ!ひぃぃぃ…ぃぃ…あぁぁぃぃ…」
と狂ったように腰を振り、“ぱぁん
ばちん”と打つ音が響き、尻肉を波立たせていたが、
「あっ…もぅ…だめ…ぃく……」
と腹這いになり逝ってしまった。
「はぁ はぁ」
と息が荒い。
「許可無く逝ったな」
「あぁ…ごめんなさい……」
「許せないな、罰を与えないと」
静かに言い放つが、怒ってはいない。
腹這いの恵美子に跨がり、尻タボを拡げ、竿先をあてがうと程よい抵抗と締め付けを感じながら、菊花を押し分けていった。
コメント
2015/07/13 23:08
2. >>1 不器用にしか生きれない男さん
ありがとうございますm(__)m
十人十色、愛の形は様々で面白い分、難しくもありますね(^^)d
返コメ
2015/07/13 22:27
1. 素晴らしい
愛の形
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