現在進行形-A子突然の…⑭
浴槽にもたれて動かなくなった恵美子を背後から抱きしめ、頭を撫でていると
「…ぅん…はぁ……」
とため息混じりの声を出しながら振り返った。
その拍子に勢いを無くした私のモノがヌルリと抜ける。
些細な事だが、こんな時に歳を感じるものだ。
4、5年前なら硬さを維持出来たのだが…
恵美子はくるりと身体を回転させると、抱きつき
「別れたくない…」
と駄々を言い、身体を震わせる。
私は背を撫でるくらいしか出来なかった。
暫くすると
「ごめんなさい…子供みたいな事を言って……」
照れ隠しのように体勢を変えると、先ほどまでアナルで暴れていたモノを含み、奉仕を始めた。
しっかり洗腸しているので、汚れも匂いも無い。
見ていると、猫がじゃれているようだ。
「今日はまだ縄を掛けてないな。そろそろ出るか!」
「あっ!はい♪」
シャワーを掛け合い、浴室を後にしベッドルームに戻る。
テーブルで鎮座しているディルドが少し滑稽に見えたが、恵美子は縛られる興奮で気にも止めないようだ。
ベッドサイドに来たとき
「主さま…今日は縄目が残っても構わないので…強く縛って…頂けませんか…」
「わかった、そうしよう、」
縄の束から1本を取り、伸ばす。
この縄は7mを2つ折りにしたダブルの3.5mで、2本一緒に結んだ瘤(コブ)が数ヶ所付いている。
瘤の間隔は微妙に不規則で、恵美子の身体に合わせてある亀甲縛り用の主縄だ。
2つ折り部分の最初の輪に恵美子の頭を通し首に掛け、前方から股間に回し首の後ろの輪の部分で一回からげ、更にその下の脇の下と平行になる所でからげ固定する。
この時、股間に回した縄を適度に弛ましておくのがコツだ。
恵美子の息遣いが少しづつ荒くなる。
先ほどの縄を左右1本づつ脇の下に回し、前方の上から1~2番の瘤の輪に通し、それぞれ後ろの縦縄に結んでいく。
この時、前方に通した輪の形が綺麗な菱形に成るように気を配る。
これを繰り返し、縄が短くなったら背中の縦縄に結び、見映え良く処理し、2本目の瘤の無い縄で繰り返す。
弛んで余裕があった股間の縄が、徐々に割れ目に食い込み始めると、恵美子の口から苦痛とも歓喜の声ともとれる呻き声を洩らし始めた。
「ぐふっ…あっ…うぅぅう」
股の縄には瘤が2つ並んだ部分があり、これが微妙に蕾を押し潰し、その刺激で身体を動かすと当たりが変わり、新たな刺激を呼び起こす。
蜜壺からは淫汁が溢れだし、縄を濡らしていく。
それを確認しながら、腰骨の直ぐ上の位置でダブルの腰縄を回し、ヘソの辺りで結び、脚の付け根に左右1本づつ通して再び首の縄の後ろに通し、その縄で後ろ手に縛った。
これで手を下げたり、動かすと脚の付け根(大陰唇の外側)の縄が引かれる事になり、割れ目を包み込むように股間を絞りあげる。
その為、わざと二の腕は縛らなかった。
恵美子は人目もはばからず尿意を堪えている風に、もじもじと脚を交差させたり、腰を折ったりしているが、動けば動く程、責め苦を味わう羽目に陥っていた。
「あぁぁぁ…助けて…主さま…ァァァア」