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好きになる男のタイプは父親に起因するだのしないだのよく言われる話ですが、実際どんなもんなんでしょうね？
父親の事が好きか嫌いかでもまた変わってくるとは思うけど…。


本っ当に正直な事を言うと、私、自分の血の繋がった父親の事を人として好きになれないんですよ。
勿論ここまで育ててくれたのは彼だし、父親としての情を注いで貰えてたのは解ってるつもりだけど、「もしこの人が他人だったら？」と考えると、絶対一緒には居ないし、職場で上司だったら毛嫌いしちゃうと思うんですよね…「家族」である今も、成り行き上一緒に居るだけって感覚が非常に強い。

人としての情が薄い人なんですよ。やってる事全て「父親として」「一家の代表として」「娘・息子を持つ親として」「夫として」の行動というか。どうも形式的というかね。他人に対して働きかけてる時の義務感に満ちた感じというかね。それに気付いちゃうと非常に気になる訳で。
その一方で非常に自分勝手で我が儘で亭主関白的でもある。母親との仲は悪くはないけど、もうお互い情だけで一緒に居るような感じが娘の目から見ても明らかなんですよね。既に男女としての愛はなくなってて、夫婦として一緒に生きていこうと決めたから一緒に居る、的な姿が気付いた時にはあった訳だから、そういう両親の姿をずっと見て来た私に結婚願望が無いのは必然っちゃ必然である。まあ情だけで一緒に居るというのが悪い訳じゃないけどもね。母親の父親に対しての愚痴をずっと聞かされてきた訳だから、自分の親が理想だとは思えない訳でね。


とまあ、理由を列挙する事は出来るんだけど、これ全部私自身に返ってくるって解っちゃってる訳でね
そりゃあ父親ですもの、私の人格形成に携わってる人ですよ。それを私は否定出来ない。
ま、つまり同属嫌悪なんですよね私自身も自分が情が薄い事は自覚してるけども、そういう自分が自分でも好きじゃないし、そんな自分と似たタイプの父親も好きじゃない、と。いや順番的に言うと私が父親に似たんですけどね、うん。
結果どうなるかっていったら、やっぱ自分、そして父親とは違うタイプの男性がいい、となるわけで。類は友を呼ぶっていうから友達やセフレとして一緒に居るなら似たようなタイプでいいんだろうけど、恋愛や結婚を見据えるなら、情が深い人の方がいいなあ、って思っちゃうんですよねえ、どうしても。ま、今私はセフレしか求めてないから、それを気にして相手を探すって事はした事ないけど、恋をした事がない私が誰かを好きになる時って、やっぱ情深い相手が私にそれを教えてくれた時なのかなあとも思う
ま、簡単に言えば「お父さんみたいな人じゃない人がいい」って結論ですな(苦笑)


とは言ったってまあ父親ですから。もし彼に何かあったらそりゃ駆けつけますよ、親子だもの。こう考えちゃう事が、なかなか簡単には切れない親子の縁っていうかなぁ…いやホント、父親って偉大だわ(あれ？)