あ、またお久しぶりです。相変わらず自分の好き勝手な事をしてます。別に彼氏が出来た訳じゃ無いのです（笑）あ、こないだ31歳になりました

こっから愚痴ですー。基本的に女の愚痴に男は口を出さないのが正解です。取り敢えず吐き出したいだけだから長いのでもう読まなくても大丈夫です、書きたいだけなんです。


私が父親を人間的に好きだとは思えないっていう話は多分今までにも何度もしてきたと思うんですけど。やっぱり、この人の事理解出来ないなあと思う事が有って。
うちの母は偶に父に「今日の料理どう？」って訊くんですよ。それは別に、「美味しい」って言って貰いたい訳じゃないんです。うちの母は割と早くに結婚したんですが、折角料理上手だった祖母に色んな家事を教えてもらう前に結婚しちゃって親元離れて（私が5歳の時にもう祖母は亡くなったんですが）。だから本当、料理の本を見て覚えた感じの人で。特別上手くも下手でもない人なんですけど。だから、「お店で作るような感じのを作りたいなあ」「もっと美味しく出来たらなあ」みたいな気持ちで尋ねてるんです。因みに今日は魚のアラ炊きでした。居酒屋で食べるようなのが偶に食べたくなって作るもののなかなか理想には届かないようで。もうちょっと味付け濃く、とか、逆に塩辛い、とかだったら今後変えてみよう、という後学のためです。
あと、ちょっと変わったものを買って来た時にも尋ねるんです。この間クジラの何か…燻製みたいなのを買ってきたみたいでそれを父親に出したみたいですけど。美味しい？って。美味しいと言われたらまた買ってくるし、美味しくなかったならもう買わないし、と。

そんな感じで尋ねるんですが、まあうちの父親もどういう時に尋ねられるか解ってるんですよ、もう。ただ、彼は「そんな感想訊くな」と苛立って返事をする訳です。どうやら父は母が「『美味しい』って返事してもらいたいと考えるようで。
まあ、そういうの、男と女のやり取りでよくある話ですよね（笑）よくあるじゃないですか、美味しくなくても美味しいと答えるのが正解かどうか、とか。どっちが正解かなんてそんなのその2人に依るとしか言いようがない気がするんですが（苦笑）
ただ、父親は私から言わせれば何かおかしな人で。「そんなの、プロが作った店のものの方が美味しいに決まってるやん」と言うのです。聞きたいのはそういう事じゃないんですけどね。それは母親も解ってて、そのプロの味を目指したってなかなか出来ない事も解ってて。だけど、ちょっとでも家庭料理という枠の中で、美味しいものが出来たらなあと思ってるだけなのに、そんな変な方向向いた返事をされ、困る訳です。私も理解出来ない。
惣菜だろうと外食の料理だろうと、そりゃ外で食べる方が美味しいに決まってるんですよね。まあ好みは有るでしょうが。父親は「それを目指したってどうせ出来へん癖に」という意思を持ってて、そして、どうせそんな風には出来ない母のその「美味しい？」という質問は、くだらない質問だと思ってるんです。訊くだけ無駄だと。で、結局「そんなの訊くな」という返事になる訳だ。

まあ私も人間的に歪んでますけど、そんな私の遺伝子を作った父親も相当に変人で。何でそんな考え方になるんだろう？と娘の私でさえ理解出来ない。
お世辞が言えない人っていうのは解る。別に「今日の料理不味い」と正直に答えたところで、結婚30年も過ぎれば母親も別に何も気にしないのに。まあよっぽど味が好みでなければ「辛い」とかそんな事くらいは返事するんですけど。
正直な人では有る。嘘は言わない人ですし。だけど、その自分に対して正直であるという意識を作っている考え方が根本的に何かおかしい気がするんですよねえ、何か。
あんまりにも訳の解らない事を言うので、もういっそ訊いたんですよ。「結局お父さんはお母さんに料理作ってほしいの？別に作らんでもええの？」って。だけどそんな2択でさえも答えられないんです。彼曰く料理は結局出来たてアツアツが一番のようなんですが（まあそりゃそうよ）、ただ彼は帰ってくる時間もまちまちで、母親も働いてるしいちいちそれに合わせてもられなくて。だけどそれでも母親なりに用意してあげたりもしてるけども、作って後からチンするようなのが特別美味い訳無い、と言うし。じゃあ作らなくていいのか、となると、そうは言わないんですよ。単純に自分が作るのが面倒臭いからなんですけど（因みに父親は家事は一通り人波に出来る人です。私の目から見て母親の事を家政婦としか思ってないような気さえする）。作るんならいいものをいい状態で出して余計な事を訊くな、でも用意してないのは嫌だ、というのだから我が儘にしか思えないんですが。
まあ私ならそこで「もう金輪際貴方の為には作らない」というのを選択するんですが（実際母が夜勤で居ない時も有るけど私は父親の為に何も料理しません）、まあそれでも母は「しょうがない」と言って父の為に何か用意するんでしょうけど。

もひとつエピソードがあって、父がこの間自分で食べる為にあと焼いて食べるだけの生肉を買ってきてたんだと。で、冷蔵庫に入れてたんですが、父が自分用に買ってたっていう事を知らない弟が自分用に全部焼いてしまったんだと。
その食べてる最中に、母親から父が買ってきたのよ、と言われた弟は「ごめん！」と残り数枚を置いといたみたいなんですけど。父的にはそれが理解出来ないんだと。焼いて冷めた肉が美味い訳無いんやから全部食べてしまって残さんのが正解や、弟はおかしい、と。
私と母から見れば、それは弟なりの優しさだったり謝罪だったりの形だろうし、父が「俺が買ってきてたのに！」って怒ったなら弟がただ謝ればいいだけの話だし。なのにまーそんな考え方をする人なんですよ。彼の流儀的に解らん訳ではないけど（アツアツが美味しいってやつ）、まあ何て言うかホント、何でそんな考え方になるのかな？と。


とまあ父親についての愚痴を書いてみたけども、多分この父親と同じタイプの人も居てこの日記見て「いやお前の方がおかしい」って考える人も居ると思うんですよ。まあそれはもうホント、私と貴方は縁が無さそうだから話し掛けないで、としか言いようがないんだけども。
そんな考え方をする父親を私は基本的に人として好きになれなくて、だけど父親なんですよねえ、私の根本的に自分勝手なところはこの人の影響も有るだろうなあと思うと、もう父親以上に自分の事を嫌いになってく一方というか。
私はもう私なりに私が思うままにしか、自分勝手にしか生きられないって解ってるのに、だけど私自身の事を私は好きになれないんですよねえ……難儀な事だ。