愛してる



より


大好きのほうが似合う、そんな恋だった。

彼は私より6歳年下で

でも、ちっとも年上扱いしてくれなかったっけ。


３年前にとっくに終わった恋なのに


貴女の隣には私じゃない女性がいるのに


いまでも
貴方の好きだった曲、
一緒に過ごした時間、



思い出すのは
どうしてだろう？



未練？

まだ好きなの？


こてんぱんにフラれたあの日
遠距離になり、近くにいる職場の女性を選んだ彼に
腹立たしさより


10年もつき合ったのに
ワタシひとすじだったはずなのに


敗北がたまらない



「なんでそんなに強がるの？」


意地っ張りなオンナだというのをアナタが一番わかっているはず



「彼女は俺にすがって泣くんだ。」


あーそうですか。
じゃ 彼女を私のようになかせないで


「おしあわせに」
という 言葉だけは
どうしても言えなかった


とっとと別れればいいのに


それが本音。


自分がイヤなオンナになる前に
「惜しいことをした」


とアイツに思わせるようなオンナでいたい。


おまえといると安らぐよ。鹿児島に帰ったら、おまえとラーメン食いたかったんだ




あー そうですか？

そりゃ東京のラーメンはショウユ味でしょーよ


でもね


きゃっ きゃっ 笑いながらラーメン食べられるオンナのほうが
気楽なんだよ



恋はタイミング



家庭持ちのお客さんが、いつも頑張ってる彼女にプレゼントしたい
と、目を細めてつぶやいた。


愛されてる見知らぬ彼女がちょっぴり
羨ましく思えた日だった。






夜のバイトを復活して
いまの店で
初めてチップをいただいた。
気持ち がすごく嬉しい。
手渡されたお札が
私に元気をくれました。