人生においても

商売にしても

私はこの言葉が好き。

「損した港にゃまたおじゃれ」
とか

よく母が言う。


損はしても
損したものよりも大きいものが得られるってことで
私は 実行しようと心がけている。



昨夜、

出戻りお水の私は
お客さんをよんだ。
この店はカラオケで88点がでると焼酎のボトルがプレゼントされる。
いくら歌っても、私のお客さんの席はビンゴの数字がでなくて、「もう来ない」
を連発していた。

いつもは、チイママの千恵ちゃんに任せているのに
ママが顔を出していた。


私がお客さんのリクエストで歌い、二番からお客さんと一緒に歌った。
デュエットででても無効。
ほとんど私がメインで歌い、なんと88点。
ママが新規のお客さんだったこともあり
特別にボトルをサービスした。

基本的には女の子と一緒に歌えばでないのだが、ママがOKならいいだろうと
「めったにださないけどお客様は特別」

そんな感じで大満足で
お帰りいただいた。




問題は
そのあと。


私がルールを破り、
拒否しなかったと
ママがサービスと言っても断るべきだったと

カウンターにいた
常連さんだって不愉快だから
私の配慮が足りなかったともめた。


たしかにそうかもしれない。


でも
ママはママなのだ。


常連さんは
たしかに面白くないだろうが、そのお客さんは一人でも十分ボトルをサービスされている。

特別扱いされたことが気に入らなくて
カウンターについていた子が
「恋桜さんがやったやったとはしゃいでた」

普通なら
断るべきだったと
すごい剣幕でママに文句の電話をするという


当然、私ともなんだかギクシャクしてしまう。


損して得とれ。
だったとおもうんだけどなあ。


今夜は少し憂鬱。



ママは前回の日記のように女の子よりお客さんにつく。

ママの留守を任されたチイママもカウンターの女の子も、私が悪いと言う。

配慮が足りなかったのかもしれない。でも
ママの指示に従うべきではないだろうか？
仮に
「ボトルはいりません」
と言ったら
２度と来店はないだろう。


雇われてる以上、
逆らえない部分と
誰に従えばいいのか答えがみつからない。

お客さん側の立場で
意見を聞かせてほしい。

私は
出勤準備にはいります。