元々、そんなに親しくもなく、彼女には友達もいなかった。
親が転勤族だったせいもあり彼女は転校生だった。
同窓会にも唯一居所不明で誰とも付き合いがないことを示していた。
２年前、
私がいまの仕事を始めたとき、その彼女が職場のとなりで店をしていた。

お客さんに「同級生」だと言ったと腹をたて
自販機が品切れになってると
電話すれば
「釣り銭きれだったから。ちゃんとみてから電話してよ。全く常識疑うわ」

そんなことを言う始末。

仕事をするうえで
いがみ合うのもよくないと
我慢して
なにか
あっても気にしないようにしてきた。
とにかく、休みがちな彼女のお客さんが、渡しておいて と 小さな包みを預かった。

「勝手なことをして」
と文句。
骨格診断とパーソナルカラーの受講をひつこく薦めたり
私の父が具合悪いと
「死へのステップが確実に近づいているね」
とか

私の孫に障害がでなくてもひ孫に障害がでる確率が高い

とか

普通言わないようなことをはく。

そのくせ
自分のブログに私のことを「毒はき女」と
書いたりする。
ブログは当然私もみる可能性があるのに。

当たらずさわらず
大人の付き合いにとどめておこう。



愚痴を、悪口を言ったらきりがない。


そんなふうに決めてた。


今朝も朝から暇で
私は、掃除にめざめ、せっせと床の拭き掃除に精をだしてた。


お客さんと
立ち話をしているのが聞こえた。
どうやら子供のことらしい。
クラスの父兄と先生と子供のゴタゴタに彼女が
口をだしてもめてた ことを おお声で愚痴ってた。

とばっちりもうけたくないので 私はﾓｸﾓｸ仕事をしていたら
しばらくして
「夜の仕事をしているみたいだけど、ペラペラ喋らないでね。」
口にチャックする仕草をした。
彼女の娘の学校は
私の夜店の地区にある。
なんで
夜の店で
くだらない話をする必要があるのか？


「さっき、きいてたでしょ！」

嗚呼！くだらない！


「夜店で、そんな話をするわけない。」
私が少し苛立って言うと

「世間は狭いのよ。こんなことが耳にはいったら大変なんだから、絶対に言わないでよね」



「うるさい！」



と
怒鳴り
私は

再び雑巾を洗いに行った。



人に聞かれたくなければ
店先で
喋るな！


夜の店を甘くみるな！！！
それでなくても
色々考えながらトークしたりお客様に気を使ったり

リアルな悪口なんて
ご法度なんだから！


自分の口にチャックしときな！


なんだか

殺意が芽生えました。


仕事人さん
恨みをはらしてください。


ﾎﾟﾛﾘ (´о｀;)