最初で


最後の




彼からのお願い。












思い返せば



私が18
彼が19














私はというと






実は



まだ




のったこともなかった。









ただ、ただ


しがみついているだけでいいから。




俺の背中に





私は




まだ






バージンだった。













運動音痴で
運動会がかなくなればいいのにと本気で思ってた。





彼は

高校生で暴走族にはいり、アタマだった。



背が高くて、スポーツ万能。
特に車の運転は、レースに出るのが夢というくらい。
私と対象的。
だから、私を大事にしてくれてるのか
オンナとしてみてくれないのか、
私に手を出さなかった。

いま、思えば、
ちょっとでも触れると止まらなくなるのが怖かったのかも。






そんな彼のお願い事。





バイクのふたり乗り。




バイクのことなんて全く無知。


『ただ、俺にしがみついていればいいから』



そんなこと言われても




こわいよー


不安な顔をしていると

『遠心力に逆らわずに曲がる方向についてきて』




その言葉がよけい、怖くなった。18歳。
運転免許は、
原付も普通免許も所有。

そんなの無理だ。



彼に迷惑かけてしまうよ。







そんなわけで

いまだに二人乗り実現ならずです。(笑)









フォロワーさんのかっこいいバイクを見て
興奮してしまい
甘い思い出を思い出しました。