看取りという言葉をしってますか？


延命治療をしない
お迎えがきたら自然に逆らわない。

それを看取りと言い

患者さんの最後に家族が間に合わなくても
待たずにそのまま逝かしてやるのです。



大腸かんをわずらった父が
ここ数ヶ月で
かなり弱り、
頬がこけ、手足はてのひらで握れるほどになっていた。



担当医に家族に話があると言われ

とうとうきたか

と思いながらも

認めたくないそんな気持ちで


私たちにも解りやすいことばで
病状を説明していく



ガンの末期。


『余命』は
だいたいわかるものだと思ってた。
あとどのくらいてすか？


医師は
運にまかせるしかない
誰にもわからない

全く予想してない結果。


あと何ヶ月ですと　時間があると思ってた。



明るくて気丈な方ですが
ひとりになった時に思い詰めてるんだと思いますよ


父の性格まで診断した医師に流石だなと、思いながら


血管の中にまでガンが転移して
吐血したり、心筋梗塞、脳梗塞になりやすいらしい。


残された時間を
楽しい時間にしてあげたい。

頑固な父が少し、まるくなって
大きかった父が
小さくなっていくのがせつなかった。


もっと、怒鳴ってよ。
もっとワガママでいいから。




父の存在はやっぱり大きい。



悔いのないように
していきたい。