フリーマーケットみたいな、ガラクタを売っているような場所をぶらぶらしていると
店じまいするので
どれでも持って行っていいよと30代の青いシャツの似合う背のひくい男性が言った。

それならと
花器になりそうなネズミ色の器を手にとった。


2000円で絵を描いてあげよう


そう言われたけど
それが手なのねと気に入らなかったので
そのまま花器だけをもらい
歩き出した。
、でもやっぱりきになるので
もどってみると
小さい男性はラーメンを食べていて

私にもおごってくれた。

あなたの絵みせてください


すると
お店の障子をキャンバスに
大きな赤鬼の絵を描いた。
それはそれは凛々しくて、だけど、ちっとも怖くないほっこり癒される、素敵な絵。

わあ、すごい！
2000円なら安すぎるってば。

え、待てよ


お店の障子じゃん


もったいない！私がほしい。

小さい男性は
仕上げは金箔を使い、描かれた絵は

金屏風にも相応しいような見事なものだった。

意気投合した私たちは
知らない場所の一室に

に2人でいた。

ずっと

それから
時間が流れ



いつのまにかひとりになっていた。

恋愛ドラマにある朝になっちゃったアレ。

キャー



薄いグレーのソファには
シミがついていてクッションで誤魔化していた。

もしかしたらソファで？
よからぬ妄想をしていたら

シミは

クッションをどかすと
6地蔵のにっこり笑顔のソファいっぱいに描がかれたものだった。←御木幽石風

うわあ


自分の悲鳴で目が覚めた。


不思議な夢。


赤と金が印象に残る鬼の絵と
お地蔵さんの絵

素敵でした。

もうすぐ節分。

鬼もお地蔵さんも大好き。

リアルにほしくなる夢でした。




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