暗黒日記(3)
小学校4年の夏休みを迎えた
夏期講習があった
夏休みと言えば子供にとっては思い出を作る時期である
その頃の僕にとっては学校とゲームセンターが唯一の逃げ場所であった
学校では友達とじゃれあい遊び、ふざけあいとても楽しかった
だが夏休みには当然学校は無かった
塾と自宅での勉強漬けである
本当に嫌だった
早く夏休みが終わって欲しかった
そうこうしているうちに5年生になった
塾をもう1つ増やされた
週2日追加された
これで週7日、塾に通う事になった
完全に逃げ場を失ったのである
小学校が永遠に続いて塾になど行かなくてもよくならないかなぁと考えていた
その頃から親に言われていたのは
『東大に行け』
これだけだった
東大以外は大学ではない
早稲田、慶應もダメ
百歩譲って一ツ橋、もしくは中央大学の法学部だった
完全な東大信者だった
自分達が高卒なのに引け目があるのか異常に東大に固執していた
小学校の子供に親の言う事は絶対だった
不満に思いながらも友達と遊びたい心も無理矢理抑え込んで塾に通った
そして6年生を迎えるのである…