ホスト日記(極道の妻たちその1)
僕は20~25歳までホストをやっていた
いらっしゃるお客様は様々な方々
キャバ嬢
ヘルス嬢
ソープ嬢
自分で事業をやられているセレブ
旦那さんが稼いだお金で来るマダム
極道の情婦
そして極道の奥様すなわち極道の女たち
極道の女たちはとにかく羽振りよく使う
毎日のように通っては20万以上は支払う
指名者へのチップは10万
ヘルプに付いた僕には1万
20年近く前の物価の時の話しである
飲みっぷりも豪快でブランデーのグラス一気は当たり前
アイスペール(氷を入れる容器)にヘネシー(ブランデー)1本を丸々入れてヘルプに付いたホストに飲め命令
しかしそれを飲みきれば3万円のチップ
当時、ホスト業界に入ったばかりで稼げなかった僕はお酒が強いのでよく一気をやって稼いでいた
しかしいくらお酒が強いと言っても丸々1本の一気はきつい
一気した後はトイレに直行してマーライオン
そんな極道の女たちを僕らは『姐さん、姐さん』と親しみを込めて呼んでいた
そんな姐さん達の旦那さんは神奈川では有名な稲穂のマークの人だった
姐さん達がホストに通いつめて1年もたった頃だろうか、突然店に893っぽい男達が4人ほど雪崩れこんできた…