僕の仕事
僕の仕事は不動産関連
賃貸のトラブルに付き物なのは家賃滞納
こんなご時世、派遣切り、会社倒産、給料のダウン等の理由で家賃滞納する人が後を絶たない
それでも大半の人はなんとかお金の工面をして家賃はきちんと支払って雨露を凌げる場所を確保している
そんな中で昨日、やるせなくなった案件があった
賃借人は生活保護者(以下、生保)
生保の場合、家賃+生活費が自治体から渡されている
みんな、生保になりたくてなったわけではない
心が病んでしまった人
先にも書いたが派遣切りや会社倒産で仕事が見つからない人
母子家庭で生活が困窮している人
僕は仕事柄、そのような人達を沢山見てきているので偏見は全くない
むしろ生保を上手く活用して早く元の生活に戻って欲しいと応援している
だが中には自治体から渡されている家賃を使い込んでしまう者がいる
ギャンブル、飲酒が主な使い込み理由である
これは許せない
家賃として自治体が渡しているお金を遊興費に使うとは言語道断である
今回の案件は生保
母子家庭
家賃滞納3か月
家賃滞納の理由は不明
携帯は不通になっているため夜の8時に訪問
外から呼びかけるが応答無し
不在…だが鍵は空いている…
中に入ってみるがゴミの山で異臭が漂っている
足の踏み場はない
電気を点けようとしたが点かず
ゴミ屋敷のため足が何かを踏んで怪我する可能性もあるので土足で中に入る
奥の部屋からは灯りが漏れ、テレビの音が漏れている
奥の部屋に向かって問いかける
『○○さん、××ですけど…』
テレビの音はするが声は返ってこない
『○○さん、××ですけど家賃のお話し合いしましょうよ』
やはり応答はない
仕方なく奥の部屋の扉を開ける
目に飛び込んできたのは小学校5~6年生であろう女の子がベッドに寝ていた
女の子に問いかける
『お母さんは出掛けてるのかな?』
返事はない
顔に生気がない
季節は秋が近くなってきたとはいえ、閉めきっていた部屋の中は蒸し暑かった
そんな部屋の中に扇風機もなく、女の子は汗だくになって横たわっていた
もう一度問いかけた
『お母さんいつ帰ってくるかなぁ?』
少女は黙ったままベッドからやっと起き上がってきた
『お母さん、お仕事かな?』
黙ったまま…
『じゃあお母さんにこれ渡しておいてくれる?』
と言い僕の名刺に連絡下さいと書いて少女に渡した
僕は少女に
『ご飯食べたの?』
と問いかけた
少女は首を横に振った
『ちょっと待ってて』
僕は近くのコンビニでお弁当とジュースを買ってきた
それを少女に渡した
『食べていいよ』
少女は無言で食べ始めた
食べ始めたのを確認すると僕は部屋を後にした
少女の格好は学校の体育着だった
部屋着なんてないんだろうか?
お風呂には入れてるんだろうか?
もう小学校5~6年でもなればまわりの友達はお洒落に興味を持ち始める頃だろうし…
だいたいがちゃんと食べてるんだろうか?
親次第で子供は幸福にも不幸にもなる
この子はこれからどんな人生を歩んでいくんだろうか?
僕が心配したって何にも出来ない
出来ない歯がゆさを日記に吐露した
コメント
2012/09/15 9:34
3. おはようございます![[ぴかぴか(新しい)]](https://img.550909.com/emoji/ic_pikapika.gif)
![[がまん顔]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_endure.gif)
![[涙]](https://img.550909.com/emoji/ic_face_tear.gif)
ん~やるせない
お母さんちゃんと帰ってきたのかな?私も母子家庭だけど子供にはひもじい思いはさせたくないです
なんか心配・・
返コメ
2012/09/15 9:08
2.
アキラさんが、山Pに見えた土曜日の朝
お仕事話し...シリアスで読み応えありました。
返コメ
2012/09/15 9:05
1.
今日は娘の最後の運動会です。
早起きしてお弁当を作りました。
私も母子家庭です。
娘の今日をしっかりと目に焼き付けようと思いました。
返コメ