キャバクラ経営日記(その3)
キャバクラ経営にてもっとも僕が頭を悩ませたのがキャストの扱いである
つけ回し(お客さんに誰を付けるかは僕が決定する)に差別がある
あの子には良さそうなお客さんが付けてもらえるのに私は付けてもらえない
勿論、僕も平等につけ回したいがやはり良さそうなお客さんは逃したくない
必然的に売れっ子を付ける事になる
お客さんに好みのタイプを聞いたりする事もあるが、基本的には僕の勘でつける
この勘は大抵外した事がない
伊達にキャバクラに通ったわけではない
好きな事だから職業に出来る事もある
他にはキャストからの相談でどうしても指名が取れない、どうしたら指名が取れるようになるのかとの相談だった
その子は正直、キャバ嬢としては容姿はあまりよい子ではなかった
だが妙な色気は持っていた
僕はその点を伸ばすべく、彼女にもっと胸のはだけたドレス、もしくはパンツが見える位のミニスカート&ガーターベルトを履いてくるように言った
そして接客する時には必ず手をお客さんの膝の上に置き、身体を出来るだけ密着させるようにさせた
さらにアフターも誘われたら当たり前のように行き、時には自らアフターに誘うように指導した
ただ、アフターに行っても絶対寝るなとはキツく言っておいた
男は排泄行為が済めば賢者になる
寝たら最後、以降は指名が貰えなくなるのは必然
ホストの時とは真逆である
(過去日記参照)
彼女は僕の言った通りに必死に接客していた
その内にチラホラと指名が入るようになった
僕は自分の事のように嬉しかった
彼女も自分の努力が報われて喜んでいた
ある日の事、彼女の一番の太客が来店した
週に2回は来てくれるお客さん
ところがそのお客さんが僕に
『今日から指名変えるからフリー扱いでよろしく』
と言ってきた…