大切な大切な方へ。
彼と一緒になれないとわかって、捨てられ、はや何日たったのだろう。
それでも私から連絡すれば連絡は取れる。
逢いたいと言えば都合がつけば逢ってもらえる。
都合のいい関係だ。
しかし私はまだその辛い現実を受け入れられない。
逢えるから大丈夫。
逢えない、さよならぢゃないんだから、と何度も自分に言い聞かす。
朝起きておはようのメールがこない。
休憩時間もお昼も仕事終わりも全部彼からは連絡はこない。
あぁ、毎日こんなにも彼から連絡をもらっていたんだと今更ながら気付く。
そしてその度に飛び上がり嬉しくて頑張れていた。
顔を洗うのも、
着替えるのも、
髪をとかすのも、
ご飯を作るのも、
何もかも彼が中心で私の世界はまわっていた。
洋服を選ぶのも、今度会ったらこれを着るから今日はこっちにしとこう。
髪にトリートメントをつけるのも、
さらさらな髪を見てもらいたいから。
化粧をするのも、次に会った時に似合うか反応を見たいから今日はこのアイシャドウを試してみよう。
この口紅はありかな?
髪飾りやネックレスも、前逢った時はこれはつけたから、今日はこれにして、逢えた時これにすれば可愛いかな。
下着もこれはまだ見せてないからこれにしようかな。
料理もいつか食べさせてあげたいからその練習練習♪
いつもいい女を意識してれば、
会った時にもっとそう想ってもらえるかな?
だから今日も女磨きを頑張ろう。
あっニンニクは会う前の日は食べないように餃子はやめとこう。
ネイルは会う前日に塗り直さなきゃ。
家も綺麗にしなきゃ。
それが楽しくて嬉しくて出来ていた。
でもその彼は完全に奥様のものになってしまった。
もともと奥様の旦那様でそれを私のものにしようと、私と一緒になれると夢を見た私がバカだった。
でもまだどこかで諦めきれない。
でも諦めなきゃいけない。
彼がどれだけ私を想い、どんな気持ちでいたか。
それを考えると私を選んでくれるわけがない。
罰を受けるべきだ。
まだ脱け殻な私。
それでも繋がってるとゆうことが唯一の心の救い。
細くて長い糸で繋がっている。
でも細くて長くていつ切れてしまうのか怖い。
彼は自由だ。
私が束縛することもできない。
だから、いつどこで他の女の人に会おうが、
いつどこで他の女の人にお金を使おうが私は問うことはできない。
お金について問う権利があるのは夫婦である奥様だけなのだ。
権利。
私には何も権利はない。
あるとしたら、勝手に愛していることを許してくれていること。
ほんの些細な言葉や勘違いで、
死ぬほど落ち込む。
お互いがそうだ。
それは合わないからなのだろうか。
好きすぎるからなのだろうか。
どんなに喧嘩してもお互い落ち込んでも、
最終的には仲直り?する。
元々、彼の性格も考え方も好きなとこ嫌いなとこも山程あるけど、そうではないのだ。
彼そのものが好きなのだ。
私の魂が干してるのだ。
私の人生に一生いて欲しいんだ。
彼の人生に一緒にいたいんだ。
これからどう生きて老いていくのか私はそれを見て寄り添っていきたいのだ。
でもそれはただの迷惑なのかもしれない。
迷惑でもどうしてもどうしても離れたくない。
彼の匂い。
熱めの体温。
あのタバコの香り。
ミルクココアの味。
髪の毛。
たまにのびた髭。
肌のぬくもり。
優しい手。
キレイな足。
大好きな腕。
抱きしめてもらった時のあたたかさ。
安らぎ。
癒し。
涙が出るほど嬉しくなる。
一瞬で私の目をたらす魔法。
低い声。
高い声でわざとふざけた時。
ふざけておしりフリフリしたり、
険しい顔で真剣に怒ってくれたあの目。
優しく嬉しそうに私を見つめる目。
思い出すだけで沢山沢山溢れてくる。
あぁ。
私はこの人が好きで愛しくてたまらないんだ。
10年付き合った不倫彼氏をとっくに超えて、
私の中に、
私の体に、
存在してる。
あの10年彼氏を超える人に出逢うことは今後の人生にないと思っていた。
今でも思い出す沢山の思い出と景色、
あのタバコ。
あの感触。
あの駅。
でもそれを塗り替えられる程の人に出逢えた。
私は彼に会って救われた。
そして本当に幸せで女でいる実感。
人に愛され愛すことの素晴らしさを知った。
あんなに優しい人はいない。
私は大好きなあの人の仮面を少しでもとってあげたい。
仮面を被って楽になることもあるけれど、本当は自分を偽って生きている。
あなたはあなたでいぃ。
あなたは確かに普通ぢゃないし変わってる。
でもそれでいぃ。
私は誰よりもあなたの良さを心の美しさを知っている。
人の痛みを誰よりも知りつくし、それを共感し救うことが出来る。
自分の幸せより他人の幸せを考える。
自分がどうなろうが家族や周りの人に沢山の愛情を与え、自分は二の次どころか十の次くらいに考える人。
身体は凝り固まって心は仮面を沢山かぶり、
本当は苦しいはずだ。
ふざけて大丈夫なふりをしてるけど、
全然大丈夫ぢゃないのを私は知っている。
どれだけ淋しい思いをしてきたか、
孤独だったか、
憎かったか、
沢山の葛藤の中で自分に鞭を打って打って歯をくいしばって、
がむしゃらに頑張って駆け抜けてきたか。
私はそんなあなたの全てを包み癒し、
全てを知りたい。
過去をほじくるなとゆうが、
あなたの過去さえ私は愛している。
あなたは持って産まれた才能と能力がある。
人を幸せに出来る力を持っている。
いろんなしがらみからこうありたいとゆう少し歪んだ感情がある。
でもそれでいい。
私はそんなあなたを愛している。
でもお願いがある。
こんな小娘に指図されたくないだろう。
仮面をこれ以上被らないでください。
もし被るようなら、
私が一枚一枚剥がします。
あなたは仮面を被らないで本当は生きていくべき人です。
こんないい男はいません。
なぜ急に日記に書いたのかわかりません。
お許しください。
コメント
2018/01/19 13:54
2. 来世では 一緒になりたいですね\(^o^)/
そのためには 現世で 思いっきり
生き抜かなきゃダメですよ。
俺が心底惚れた女は、そんなに弱くはない筈だから。\(^o^)/
それでも今でも本気で君を愛しています。\(^o^)/
返コメ
2018/01/19 13:21
1. はい。!
すみずみまで ありがとうございました。
そんな男を捨てたんだから、
君はもっと素敵な女性です。
\(^o^)/
返コメ