今日、なぜか、

いてもたってもいられなくなった私は、

水子地蔵の出来るお寺に電話をしていた。



そう。

昨日の日記にもあるように、

今日12月18日は、

流産した赤ちゃんの命日だ。


今日で一年がたつ。



何かに追われるように、

行かねばならないとゆう強い何かに、

心を支配されていた。



お寺につき、お坊さんに、

流産についての話や、

なぜ今日ここに来たのか、等を話した。



そこで、とても大切で、

貴重なお言葉を頂いた。



『感謝するの、反対は、当たり前。』



当たり前に生まれる、

生きる、

生活する、

食べる。

その他全てのこと。




当たり前だと思っている日常は、

当たり前ぢゃなぃ。




赤ちゃんが、


人間がこの世に生を得て

こうして生きている事は

当たり前ぢゃなぃんだよ。



と気付かせてくれたんだと。




お経をあげている最中に、

私は声にならない程涙を流し、


ずっと手を合わせていた。




その時にお腹から手の辺りが、

急に温かくなった。


もしかしたらあの子が来てくれたんだと思った。



そうしたら、涙は出るのに下を向く顔が前を向き、

ふと笑顔になった。



優しい気持ちになった。



温もりのような何かを感じた。


スゴく愛しかった。



ごめんね。ごめんね。と繰り返していたが、

自然に、

ありがとうに変わった。



また少し経ってあの温もりはいなくなった。



最後にお守りを頂き、


塔婆を建てる水子地蔵のお墓がある場所に、

手を合わせに行き、

他にも無縁仏等、

お地蔵様に手を合わせた。


正直まだ実感はない。


ただ、お地蔵様を作ったりはしなかったので、


このお守りを大切に大切にしよう。




塔婆は一年間は残しているそうなので、


また手を合わせに行こうと思う。




お守りが自分の近くにある事で、

身近に感じる。


ありがとう。


今日供養ができてよかった。