店長の死。
注:ちょっと長文です。
なんとなく文字にしたくなったので、
かなり日にちは前の話ですが
日記にします。
私はお酒が大好きで、
ストレス発散もかねて
よく一人居酒屋に行っていた。
もちろんこのサイトでもよく一人居酒屋なぅ!
とか言って呟いてたっけ。
誰かと飲むお酒も大好きだけど、
嫌な事があった時に、
忘れたい時に一人で飲むお酒が好きだ。
私の事を全く知らない他のお客さんと
仲良くなって一緒に酔っ払うのも楽しかった。
私の本拠地、西川口。
ここで、大好きな焼き鳥のかしらが美味しい店を
探してようやくたどり着いた店があった。
店長一人のこのお店。
たまに女の店員さんが一人いる。
店長は、某大手企業に勤めていたが、
50歳(いくつか忘れた)過ぎてから
脱サラし、居酒屋を始めた。
見た目は強面で、
体はデカくて、
でも笑ったらスゴく優しい顔をする人だった。
一人で店に行って、
いつも、かしらしか頼まなく(お金あんまなぃから)
それでいて、
よく喋るのに長居する
迷惑客な私とも
よく話してくれた。
お父さんみたいな人だった。
かしらや他の料理も美味しい事。
店の雰囲気。
店長の人柄の良さから、
かなりの頻度通った。
好きな人や友人などもよく連れて行った。
よく店長から、
「いろんな男を連れてくるけど、
ちなみちゃんのキャラが濃すぎて
誰も覚えてなぃわ(失笑)」と、言われた。
ある時バイトがすぐキツくて辞めてしまぃ、
新しぃバイトを探してると。
その当時ラーメン屋のパートをし始めたばかりだったが、
なぜかやってみたいと思い働く事になった。
カウンターが5卓に、
テーブル席が5つ。
そんなに大きな店ではなぃが、
店長と二人なので、
満卓の時はてんやわんやだった。
ビール、お酒の作り方、注文を聞いて、
料理を配膳して、
お会計をして、
時には調理も手伝う。
居酒屋のバイトをした事がなかったとは言え、
大変過ぎて、
居酒屋ナメてた。
何度も怒られたし、
ミスも沢山した。
でもあの店のお客さんはみんないぃ人ばかり
だったから、
お客さんに救われる事が多々あった。
私が途中で入院してしまぃ、
短い期間しか働かなかったが、
私の人生において
とても貴重な経験になった。
そして2021年8月末日。
店長は肝臓癌で亡くなった。
ガンが見つかった時には
既にステージ4だった。
SNSで自分の病気の事を告知していて、
文章を見るからに、
全然元気!
治る治る!
と、私は勝手に思っていた。
しかし、
7ヶ月の闘病期間を歴てあの世に旅立った。
そしてお店は閉店する事になった。
今はもぉ違う居酒屋になっている。
店長が亡くなってから、
故人を偲ぶお別れ会もやったようだ。
その様子の写真がSNSにアップされていた。
沢山の人の笑顔があって、
遺影の店長の顔がとても幸せそうに見えた。
自分の身近な人が突然亡くなる。
昔の私はエンパス体質と言って、
人の悲しみを自分の悲しみのように捉えすぎてしまう所があった。
今は全くなくなった。
だからなのか、
涙は出なかった。
ただ、ただ、あのお店の空間が、
私を何度も元気づけてくれたあの場所がなぃ事が
たまらなく寂しい。
もぉあの
笑顔には逢えない。
でも、私はあなたから沢山の事を学ばせてもらいました。
本当にありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
天国に行って、
大好きなハイボールを飲んで
大切な仲間達とワイワイやって下さいね。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
コメント
2022/01/28 21:16
4. >>3 ぽんたさん
なんとゆう有難いお言葉(´•̥ω•̥`)
亡くなられた店長はいつもちなみちゃんの性格が好き!
と言ってくれていました。
今訳あって塞ぎ込んでいますが、あの頃の私に戻れるように模索中です。
大切な思い出はまたいつかの活力に繋がるので、大事にしたいです。
返コメ
2022/01/28 21:07
3. >>2 ちなみさん
そうなんですよ、いつまでも続かないんです。
いつかは終わるんですよ。
だから気持ちを切り替える事もまた大切なんです。
かと言って全てを忘れるのではなくて、大切にしまって置いて、また新しい誰かと大切な思い出を作ることが人との絆だと私は思います。
返コメ
2022/01/28 21:00
2. >>1 ぽんたさん
コメントしづらい日記なのにありがとうございます!
あって当たり前、いて当たり前の世の中ぢゃなぃんだなぁって
思います(´•̥ω•̥`)
代わりはなぃけれど、思い出だけはずっと大切に心の中にしまっておきます!
返コメ
2022/01/28 20:57
1. そういう癒しの空間や人がなくなるのは辛いですよね🥺
店長さんのご冥福をお祈りします。
代わりは無いのだけど、代わりになる何かを早く見つけられると良いですね。
返コメ