私は今訳あって体力、筋力をつける為にありとあらゆる事をしている。(いつか日記にします)


1年前はまだ実家暮らしでとにかく横になっている時間が多かった。


散歩して疲れて帰って横になる。
ご飯を食べて横になる。
ご飯作って疲れて横になる。


立っている時間が普通の人に比べて本当に短かかった。


病気だから……
薬の副作用があるから……
眠れてないから……
まだそんなに動けないから……


どれも事実だけれど言い訳にも取れる。


それでも自分に鞭を打ちくたばってはいけないと、どうにかヒッキーにならぬ様少なからず努力はしていた。


正直激太りした事もありヒッキー期間もあり身体は重いし腰は激痛。


駅の階段は登れないし小走りなんてしたら心臓発作を起こすレベル。


40分台所に立つだけでもう疲れてダウン。

以前彼とのおデートだって電車移動は死ぬ程キツかった。

" 立っている " とゆう事がそもそも辛いのだ。



我が家に戻り今日で28日が経過した。


変わり果てた家を戻す為、断捨離や大掃除に追われる2週間。

使えない電化製品や様々な物を修復したり買い直したり。


料理にお菓子に買い物ハシゴに、ダイエットと体力回復や筋力強化の為必死でわざと疲れる様に生活している。


それても最初は家事を終えて子供達が帰る前の2時間だけは必ず横になる。

等決まりを決めて休み休み頑張っていた。


そして日に日に私の生活はハードになっている。
(理由は今後)


今日子供の宿題や勉強を見た30分間少し座ったが、2年半ぶりに初めて1分も横にならずに生きた。

1日生き延びた。


だいぶ体重は減ってきたが、それでも正直腰はバキバキだし背中もあっちゃこちゃ死ぬ程痛い。


夕方" ビールおじさん "から急に連絡が来た。
(わからぬ人は過去日記を参照)

18時辺りに持って行くと。


今日は母が持って来てくれたお惣菜ばかりだからおかずのお裾分けも出来ない。

急いで味噌汁と炒飯を作った。


そして久々に顔を見て手渡して1分弱の会話でサヨナラした。

子供達が夜ご飯とママを待ってるからね。


そうしたら、どこからともなく大きい花火の音が聴こえて来た。

急いで部屋に戻り子供たちとベランダに出た。


綺麗な色とりどりの花火が上がって見えた。


本当に本当に綺麗だった。


秋の冷たい夜空に咲く花火達。


私が最後に花火を見たのは何年前だったかな。
もう忘れてしまったよ。


長男が
「キレイだね～」
と目を輝かせて花火を見ている。


次男は音が大きくて怖くないかビビりながら覗き、安堵の表情で夜空を見上げていた。



そして長男は言った。

「この前のたたら祭りの時はママはいなかったけど、これからはずっと一緒に花火が見れるんだね！嬉しぃなぁ……」


バンバン……

パチパチパチ……

花火の音がお腹に響き耳に伝わる。


そしてほろほろと暖かいあったかい涙が零れ落ちた。


私、ちゃんと必要とされてる……。

私、みんなに支えられてる……。


嬉しさと有難さとで優しい涙が溢れた。




我が家に戻った当初。


子供達は挨拶もしない自分の事は全部ばぁばがやってくれる。

目上の人に早くしろよ！と怒鳴りあげる。

物は投げる、睨む、躾も人を大切にする心も失われている様に見えた子供達。


私が号泣しても見て見ぬふりをしゲームに夢中。


こんな子に私が育てた覚えはない。


今までの子育てが全てパーになった様で死のどん底にいる気持ちだった。


でも毎日一緒に過ごし、沢山触れ合い同じ飯を食って笑って泣いて。


段々私の知っているあの子達に戻ってくれた。

人を想いやれる優しい子にちゃんとなってくれている。


私が初めて" 横にならずに1日立っていられた日 "


そんな日に長男から嬉し過ぎる言葉と、ご褒美に綺麗な花火が上がってくれた様に思えてならなかった。



私を支えてくれている彼。

ママ友。友達。両親。親族。

そしてこのサイトの皆さま。


本当にありがとうございます。


色んな人の支えがあって頑張れて踏ん張れてだからこそのこの眩しい程に輝いた花火達。



……いつまでもこの輝きを忘れずに

……そしてもっと煌めく輝きを見られるように


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