恥ずかしくってしょうがねぇ
頑張っても
そう簡単に筋力は戻らない
頑張っても
そう簡単に体重だって減らない
" お前は薬を沢山飲んでいる
普通の人と違うって事をもっと理解しろ "
そう言い放つ母の言葉が
毎日頭をよぎる
もっと頑張りたいのに
痛い腰が首が 一日持ち堪えられない
周りは私よりもっと長時間働き
身体を酷使しているのに
私はまだこれだけなのに
身体が悲鳴を上げ
叫んでいる
どうしたらもっと強い身体になれる
考えられる事は毎日やっている
でもコレが今の私の現実だ
言い訳は出来ない
でも受け入れるしかない
白旗を上げる気なんか
そもそもないけど
私の身体では
普通の人の三割くらいしか
力が出せない
悔しくて
悔しくて
アザだらけの傷だらけの
震える手は
余りにか細くて
でもまだ拳を握る力は
あるぢゃねぇか
立つ脚だってあるぢゃねぇか
心だって決して
死んぢゃぁいねぇ
もっと気合いを入れろ
己に勝つには
自身の心だ
非難されようが
賛同されなかろうが
外野なんて関係ねぇ
私が私でいて
しっかり地に脚を付けるんだ
泣いたってしょうがねぇ
その時間すら
お前には勿体ねぇだろ
恥ずかしくってしょうがねぇ