除夜の鐘までに。
ただ今大泣き中に紅白を観ている
私はいつも自分の居場所がないと
思いながら 生きてきた
我が家は息が出来なくなる
実家では厳しい親に気を遣い
子育て 仕事 家事
普段の行い
全てに目を光らせられている様で
評価を下されている様で怖い
気を休ませる?
ゆっくり過ごす?
そんな正月を送った記憶は
いつだろう……
今にも倒れそうで
精神的に限界で
どうにか 身体中の気力を振り絞り
立っている
よく思い返せば 帰省するのが辛く
いつも 何日目かに
自室に隠れ 一人涙している
止まらない涙を流しながら
郷ひろみメドレーを観ても
何も感じない
でもね、思い出したよ
親がいない人だって山程いる
子供を亡くした人
大切な人が隣にいない
この31日を迎えられず
生命を落とされた方が沢山いる
私は100%健康ではないけれど
ちゃんと生きてんぢゃん
目の前に 孫達を見て笑う
両親がいるぢゃないか
はしゃぐ子供達のうるせぇ声が
聞こえるだろ
それって幸せな事だろ
気持ちを切り替えろ
皆お前を心配してるんだ
刃と思うか 薬と思うか
それはお前の 受け止め方次第だ
また明日から一年が始まる
何があっても
除夜の鐘が鳴ったら
新たな年が始まる
生まれ変わる事は出来なくとも
気持ちを切り替える事は出来る
昨日、今日の夜にあげる日記を
下書きしたぢゃえねぇか
ちゃんと今年のご挨拶を
皆さんにするんだろ
泣くのは 嬉し涙にしようぜ
あと3時間
まだまだ時間はある
とっとと子供達を寝かせて
紅白を楽しもうぜ
人生は楽しんだもん勝ちだ