一本のウイスキー。
この地に足を運ぶのは
どのくらいぶりだっけ
去年は私は絶賛病み中で
実家に引きこもり
でもあなたの誕生日には
どうしてもと
あなたの大好きな
このウイスキーを
バッグに忍ばし
サプライズで逢いに行った
あの時 カラオケ屋に入り
プレゼントを見た時の
あなたの顔は
今でも忘れない
俺の好きなやつ!
コレだよ、コレ!
ぶっちゃけ花とかケーキは
俺、あんま好きぢゃねぇんだ!
こうゆうのが一番嬉しい!!
そう言って
照れながら
子供みたいに
喜んでくれた
あなたの
一年で一番大事な
時期が終わり
ひと仕事終えた時に
私はあなたに
サイトメッセージを送った
あなたはとっくに
忘れてしまっているかも
しれないけれど
" あなたがいつも笑顔で
幸せでいられますように
私はあなたの応援団です " と
私にとって
誕生日は特別な日
それは家族でも恋人でも
友達でもみな同じ
あなたとは
もう愛だの恋だの
なんて関係ではないけれど
私にとっては
大切な誕生日
しかも古希🤫
駅の前の広場には
沢山鳩がいて
二人で座りながら
話したね
あなたはおしゃべり好きな
私を上回る程よく喋る
しょうもない話も
お互いあるけれど
でも いつも愉しいよね
笑っちゃうよね
去年あげた
このウイスキー
もうとっくに
飲み干したと
思ってたのに
あとひと口だけ
あったんだね
またこの一本を
一年かけて
チビチビ呑むんかな
" アンタが頑張って
働いた金なんだから
俺、飲めねぇよ "
って言ってたけれど
その逆を言えば
" どうにか
働ける様になった "
だから
このウイスキーは
おめでたい
お酒ぢゃない?
私は一度やると決めたら
とことんやる女なの
あなたがいつか
お空に行く事が
もしもあっても
必ず
ウイスキ ーを
持って
乾杯するわ
って殺しちゃダメね🤭
私はこの先も
ずっと
あなたの好きな
お酒をプレゼントするの
今日みたいに
急に連絡して
急に現れるの
私って厄介な女
なんで酒かって?
あなたは
生粋の
呑兵衛親父
だから
❁⃘*.Happy birthday ❁⃘*.゚
❁⃘*.
彼様へ
私は真っ白だから
堂々とするわ
今日、想ったわ
電車に乗る時も
都会の景色を
眺めていても
この間の
お花見デートを思い出し
あなたの顔を
ずっと思い浮かべてた
今日 いつ声が
聴けるかなって
そんな事ばっかり
考えてた
元気がない理由は
きっと私でしょ
それだったら
早くいつもみたいに
おいで
って一言
ちょうだいよ
私は喜んで
電話を掛けるんだから
i'm always thinking of you