結婚記念日。
今日は私とパパちゃん
10年目の結婚記念日
10年前の今日
両家顔合わせの後
縁起の良い日だったので
そのまま二人で
婚姻届を出しに行った
その日から
今日で10年
長かった
早かった
いや、答えは
" 何とも言えねぇ🤣 "
義理両親宅へ
帰省していたが
久しぶりに
我が家に帰って来た
病気のじいちゃんは(義父)
日に日に痩せてるけど
どうにか
ミントの散歩も出来てるし
ご飯も前の半分だが
食べられている
子供達に
たまにはじいちゃんと
風呂に入りな
背中を洗ってあげなと
昨日お風呂に
無理矢理入らせた
数年ぶりの
じいちゃんとのお風呂
長男が寝る時に
ママの耳元で
そっと言った
" じぃじ、ガリガリで
ガイコツみたいだった
お腹もぺっちゃんこで
背中、骨がいっぱい出てた "
あの子達は
今回の帰省で
何を感じたかな
相変わらず
お義母さんは
何でも世話を焼き過ぎるし
お義父さんとは
口喧嘩が更に
酷くなっとるし
障害を持つ義理姉は
お義父さんとの
仲が悪化し
家族でご飯を食べなくなり
真っ暗な部屋に引きこもり
悩みの種は
沢山ある
お義母さんは
前にも書いたが
節約のプロだから
捨てる物が一切ない人
あの家は物で溢れ返り
地震が来たら
大変な事になると思われる
でも今日結婚して
10年かぁ……
って思ったら
お義父さんお義母さんと
出会ってからも
10年経つんだよなって
色々しみじみしてしまって
段々沈んできた
古くなった床
この昭和時代の
電子レンジ
ミントの散歩から
帰ると
台所の窓から
卵焼きのいい匂い
ちょっと出の悪いシャワー
錆びた洗濯物干し
お義母さんが
書いた絵葉書や
孫達の
沢山の写真立てがある
サイドボード
節約お義母さんと
一緒に買い物に行ったって
これが1番安い
見切り品だから
コレを買いなさい
コレは高いからダメ
欲しい100均のお皿も
家にあるから
いらないわよ
と一括
最初はね
結婚した当初は
色々と大変だった
パパなしで
いつも帰省していたが
私は気疲れで
自宅に帰宅すると
いつも熱を出していた
ご飯は
田舎のばぁちゃんの
料理って感じで
色んな農家さんや
ご近所さんの
自家製の漬物やら
佃煮やら
それが結構
美味いんだ
でもあのお義母さんは
物を捨てないから
賞味期限切れや
腐りかけは当たり前
いつの野菜だろ……
この漬け物の酸っぱさは
大丈夫だろうか……
郷には豪に従え
って言葉があるし
私はそれが出来るタイプだが
知り合って10年
合わない所があるのは
他人なんだし
ましては世代が違うんだから
当たり前
要は考え方だよな
お義母さんは
嫁の私と買い物に行くの
とても楽しそうにしてるって
お義父さんから
聞いた事があるよ
帰りには
家にある食べ物や
頂き物の野菜やらを
沢山 車に積んでくれるんだ
うどんのお湯を沸かすのが
勿体ないからと
夏は何時間も前から
外に鍋を置いて
温めとくんだ
ラップも使わず
袋を皿に敷いたり
もう信じられない位
節約してるんだ
でも孫の誕生日にと
うちの子供達に
ゲームのソフトを
1万円近く
買ってくれるんだ
私はもう
この家の嫁になって
10年経つから
この家を見れば
金銭状態はわかる
いつもは
とっても質素な
生活をしてる
でも私達が帰省すると
お寿司を取ったり
ご馳走様を
用意してくれる
前みたいにお盆玉は
貰えなくなったけど
その想いだけで充分だ
お義父さん
お義母さん
この10年
私は沢山あなた達に
迷惑を掛けてきたけれど
お義母さんは
いつも飾ってある
六方地蔵に
朝 手を合わせてくれていますね
" 私達家族がみんな
元気でいてくれます様に" って
お義父さんは
口うるさい人だけれど
" ちなみさんと孫達が
来てくれるのが
こんなに嬉しい事はないよ "
と喜び
私達が来ると
お義母さんとのケンカが
減りますね
子供達は
この家に来ると
この地に来ると
生き生きとしています
それはあなた達が
愛情をいっぱい注いで
下さるからです
結婚記念日
本当はパパちゃんの事を
書くべきなんだけれど
今思った事を
書きたくて
義理両親への日記を書きました
じいちゃん
一日でも一分でも長く
生きて下さい
あの子達は
やっとミントの散歩に
慣れてきた所
なんですから
まだじいちゃんなしぢゃ
ダメなんです
また遊びに行きますね