生かされている日々。
今日は朝から
仕事のあと
午後は
次男の授業参観と懇談会
その後に
長男の塾の面談があった
急ぎ足で 学校から
チャリで塾に向かった
長男は
学校に何らかのストレスや
不安があり
通学途中から
声を発する事が出来なくなる
今のクラスには
同じマンションのお友達が
1人もいないから
学校では1日中
誰とも口をきく事がない
帰宅するとまた声が出る
しかし去年の途中から
地声が出なくなり
常に裏声で話す様になった
発達外来には
通院しているが
声に関しては
本人の無意識で
出てるものなので
長い目で様子を見る事に
そして
去年日記に書いたが
このくらいの時期に
「 咳チック 」とゆう
症状に悩まされている
酷いと1日に
何千回のレベルで
喉を 「んんんんっ!!」と
声を出す症状だ
喉に異物感 違和感があり
学校では恥ずかしく我慢する
夜になると酷くなり
夜中まで続き
寝る事も出来ない
苦しいだろうな
可哀想だよな
毎日水分や氷やうがい
あるとあらゆる物を
試すも効果がなく
皆 長男の咳チックの
声で音で
次男も私も疲弊しきっていた
そして去年病院で
咳チックを減らす薬と
睡眠導入剤を処方された
MRIやら身体中の
検査をしたが
身体の以上は
見られなかったのが幸いだ
咳チックの改善がみられ
少しずつ平穏な日々が送れていた
この半年強
しかしまたここに来て
咳チックが酷くなり
とても悩ましい夜を送っている
吃りもかなりあるが
それはもうそのうち治るくらいで
思っていれば良い
学期始めや新しいクラスになる時
春休みにも
咳チックは出ていたから
きっと学校に行くとゆう
不安と緊張の表れなんだろうな
と察しはつく
日直の時
声がコショコショ声しか
出せないから
俺が 起立 と言っても
みんな聞こえないから
誰も 起立してくれなかった
もし俺が声を出したら
裏声で変な声だから
みんなビックリするよな
そんな心の声を漏らす事もある
色々 長男には諭した
でもこればかりは
この子の気持ちの問題で
そうすぐに解決すべき事でない
学校に行くのは
辛いだろう
1日誰とも話さない事で
1日がどれだけ
長く感じるのだろう
それでも
頑張って学校に通っている
宿題だって
あの子はサボる事もしない
決まり事はしっかり守る
とても真面目な子だ
今日塾の先生と色々話してね
塾では
去年の春から通い1年半
少人数のクラスだから
少し 安心出来る環境の様で
先生の呼び掛けで
休み時間に
学年を飛び越えて
鬼ごっこをしたりする
時間を設けたり
色んな工夫をして下さってるんだ
先生が言った
〇〇君はね(長男)
自分が鬼になったら
目の前にいる脚の遅い子を
捕まえればいいのに
絶対に捕まえないんだ
だってその子が鬼になったら
脚が遅いから
いつまで経っても
誰も捕まらなくて
最後は疲れて
泣きべそをかくんだ
それがわかってるから
早く走って
他の子をタッチして
その子を鬼には絶対にしないんだ
それにね
弟君の担当の先生から
お電話をもらってね
〇〇君、弟君の塾のお迎えも
たまに1人で来てるんだね
お母さんのお仕事の都合で
迎えに来れないと
君がお母さんの代わりに
迎えに来てるなんて
先生全然知らなかったよ
驚いたよ
偉いね 凄いね って
私は 親が迎えに来なくて
全くあの母親は
しょぅもない母親だと
思われてると思っていた
私が残業になると
塾のお迎えに 間に合わないんだ
でも長男は言う
俺 体力がないから
お迎えに歩きで行けば
体力つくから全然いいよ!
ママお仕事大変だから
俺が迎えに行くよ
って
そしてね 先生が言った
〇〇君のね
声が凄く小さい事は
みんな知ってるんだ
でもね
みんな聞き耳を立てて
〇〇君が話す時は
シーンっとして
声をようく聞いてるんだ
私も声を
1字1句聞けるように
耳を澄ましてるんです
みんな 咳チックの事も
裏声の事も
事情は知らない
それを聞いてくる子もいない
とにかく 声が小さな子
としてしか わからない
それでも 皆の温かさが
有難くて 有難くて
私は涙が止まらなかった
周りの人に支えられて
生きている
生かされている
今後とも宜しくお願いします
と深深と頭を下げ
塾を後にした
心が温かくなった
今日でした
周りの人の
さりげない優しさが
嬉しくて 仕方なかった
おしまい。