ようやく出ました！！
泰国（たいこく）の話が進みます。

前編2巻読み終わり
凄いの一言

呟きでも話しましたけど
ファンタジー小説なのに
巷の物語とは圧倒的に違う！

想像の国なのに
文化宗教気候風土人々の生き方
全てが有々と描かれ
僕をグイグイ引き込みます。
まるで
三国志の様です
（これも事実に尾鰭を付けたフィクション）

人の持つパラドックスを
ものの見事に紡ぎ出す作家の力

前回の話の終わりは

角を失った麒麟
（妖力を失い人の形を取ったもの）
腕（かいな）を失った片腕の女将軍

カタワの二人で
本来の王を排除して擬王がいる
自分達の国へ還る所で終わった物語

2巻目最後に出された設問は
自分ならどの答えを選ぶか
考えてしまいます。

さぁ
11月に刊行される最終巻
はたしてどの様な終わりを迎えるのか
50歳の親父がワクワクしてしまう
物語です。