風と共に去りぬ(終)
60代前半  宮城県
2012/01/15 7:51
風と共に去りぬ(終)
一夜にしてオハラ家の主となった彼女の意識は、飢えを凌ぐ事と故郷を守る事だけに集中する。



税金の工面に窮したスカーレットは、妹の恋人であり商店を営んでいたフランク・ケネディを奪って第二の結婚をしたが、やがてフランクの商才の無さから自ら商売を始める。



その間にフランクとの女児(エラ)も儲けるが、当時女性が男性を差し置いて主体的に経営を行う事はタブーに近かった事や、北軍の移住者と友人になったりした事から周囲からの評判は下降し、メラニーを始めとするウィルクス家の人々とレットを除き彼女の周囲から古い友人は続々と離れていく。



また彼女の不用心な行動が難民から襲われるという事件を引き起こし、制裁を加えようとしたフランクは銃弾に倒れてしまう。



スカーレットは、レットと第三の結婚をする。しばらくしてスカーレットはレットとの娘ボニーを生み、レットは初めての娘を溺愛する。



スカーレットが、自分を愛する者に対して無慈悲である事を知るレットは、以前からスカーレットを愛していた事を直隠しにする。



またスカーレット自身も次第にレットを愛するようになっていたにも係わらず、自分は相変わらずアシュレーを想い続けていると信じ込み、それを自覚する事が出来ずにいた。



ある時酔ったレットがスカーレットを強引にベッドに連れて行き、スカーレットは初めて肉体的な喜びを知る。



しかし、レットは自らその行為を恥じる。一方レットの情熱的な訪れを待つスカーレットは、訪れる事の無いレットに対して自分が単に嬲り者にされたと思い、二人の気持ちはその日から更に擦れ違い、夫婦仲は日増しに険悪になって行く。



再び懐妊したスカーレットにレットが暴言を吐いた事が切っ掛けで、スカーレットが階段から転落、流産して生死を彷徨う。



レットはメラニーに、スカーレットがもし死んでしまったなら耐えられないと、スカーレットへの激しい愛を吐露する。


しかしこの流産は二人の間に深い溝を作る事になり、レットはボニーに全ての愛情を注ぐが、ボニーは彼がプレゼントしたポニーの「バトラーさん」から落馬し、スカーレットの目の前で死んでしまった。



これを機にスカーレットとレットの最後の絆が断たれてしまい、レットは家に寄り付かなくなる。



娘を失ったショックから抜けきらない内に、スカーレットに最後まで友愛を示し続けたメラニーまでが流産に因り命を落とす。



スカーレットは、この時初めてアシュレーを奪った恋敵として憎んでいた筈のメラニーを、実は心から愛し頼りにしていた事に気付き、また、死の床のメラニーに指摘されて初めて、自分が愛しているのはアシュレーではなくレットだという事を自覚する。



スカーレットは彼女の悪夢の中で何かを探していた自分の「その何か」が漸く見付かった思いで急いで帰宅する。



スカーレットは、レットに愛を打ち明ければレットとの関係がすぐ回復するだろうと思っていたが、レットは既にスカーレットを追う事に疲れ切っていた。



これまで隠して来た心の内の変遷と結論として、もうスカーレットを愛してはいない事を説明し、故郷に帰ってしまう。



自分を支え続けてくれたレットとメラニーを同時に失い遂に孤独となったスカーレットだが、彼女はやがて明日に希望を託し、絶望の中から一歩踏み出す。





終わり







(☆ ̄▽ ̄)?See you.
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コメント

60代前半  宮城県

2012/01/15 8:01

2. >爺さんさん

これも人生

ひとまわり大きく

なりましたね

\(^o^)/ワーイ

[退]
60代前半  福岡県

2012/01/15 7:54

1. 
失ったものだけ得るものがある

大作シリーズありがとう
\(^o^)/ワーイ

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