魔性の女
息子夫婦が結婚して3カ月
嫁の真奈美に興味惹かれたのは 顔のエロさとムチムチボディです
亡くなった妻が痩せぎすで女としての魅力が比較にならないほど対照的だったからです
それだけなら飽きもするけど キラキラした目と大きな唇から屈託のない話題が次々と飛び出して
僕をたちまち 虜にしたのです
ある日の朝 部屋を訪れた時なんかシーツが乱れたベッドを見てドキッとしました
【あら お義父さんいらしてたのね・・
昨日は疲れちゃうほどアレしてさ・・
今シャワーしょうと思ってたところなのよ】
と あくびをし 素っ裸のまま隠すこともなく
当り前のようにお茶を入れたりしてくれるのです
豊満な肢体がこれ見よがしに飛び込んできて
目のやり場がないです
彼女は僕の視線の先など意にも介してない様子
(なんと!・・今どきの若い女ってこういうものなのか・・いやいや そんなはずない )
僕は違う世界を垣間見た思いに駆られた・・
そしてその日から
妻以外の女を知らないし フーゾクとかで遊んだことのない今までの人生が クソ面白くもなかったものと認識し始めたのです
しかし 僕も還暦の身です
長く生きてきた人生の経験として
そんな老いの域に来た僕がなんの代償もなくこんなイイ目の保養ができるワケが無いということに・・
つまり 彼女の本意がどこにあるのか・・
息子より僕の財産目当てなら理解はできる
それならそれで知りたいと 思い
探偵事務所に依頼したってことです
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真奈美の浮気相手の男と会ったら
男はふてぶてしく開き直った態度だった
【俺はちっとも悪くないぜ 俺にも妻もいるが
既婚同士の浮気ならよくあることだ
脅しても金なんか払わんし詫びもしないぜ
あんた何しに来たんだよ】
僕はそんな男に云った
【是非聞かせてほしいことが有るんです
決して脅しや嫌がらせに来たんじゃないです
嫁の本意が知りたくて・・・】
【本意?】
【はい 倅をそもそも愛して結婚したのかどうか・・あなたと会った時そのヘンどんな話をしていたのか聞きたくて参りました】
男は怪訝な表情だったが そのうち皮肉な笑みを浮かべた
【あはは あんた60と聞くがあの女にメロメロになったようだな・・
あんたが 悦ぶ話をあの女から聞いてるよ】
と 口を開いた
つづく