【米中激突】 7 海上自衛隊 護衛艦、イージス艦、全滅
その瞬間は、ほんの些細な行き違いから始まった。
掃海艇の一隻が中国機の急降下を受け、回避行動を取った。すると周囲を守っていた護衛艦が「攻撃と判断」し、警告射撃を行ったのだ。
乾いた砲声が、静まり返っていた海面を裂いた。
次の瞬間、怒涛の反撃が押し寄せた。
人民解放軍艦隊は、まるで待ち構えていたかのように対艦ミサイルの雨を放った。
「来るぞ――!」
護衛艦の乗組員が叫ぶ間もなく、白い閃光が船体を貫き、黒煙と炎が海上に噴き上がった。
「対空ミサイル発射!」
必死の応戦も虚しく、数で勝る中国機と艦艇の集中攻撃は、日本の小さな艦隊を次々に呑み込んでいった。
海上自衛隊の誇る最新鋭のイージス艦ですら、飽和攻撃の前には無力だった。
海面は炎に覆われ、仲間を助けようと飛び込む者の姿も、波間に消えていった。
――先遣の護衛艦 イージス艦全滅!
その報が東京に届いたとき、官邸の空気は凍りついた。
防衛大臣は 真っ青で声を失い、無能総理は椅子に崩れ落ちた。
「これが……現実なのか」
国内はあまりのことに慄然とした
ニュースは「海上自衛隊壊滅」と報じ、街頭には動揺と怒号が溢れた。
だが報道されないことがあった
日本潜水艦隊は目覚ましい活躍をし 中国の空母、駆逐艦などをアヒルを狩るように次々と 轟沈 撃破させた
しかし可視化された 海上の艦船は惨劇とも比喩される惨敗だったのである
「なぜ出動させた!」と政府を糾弾する声と、「全滅ではない!主力艦隊はまだ無傷だ!」「中国を討て!」と叫ぶ声が入り乱れ、
国論はさらに深く裂けていった。
その頃、米第7艦隊の司令官は硬い表情で本国に暗号通信を送っていた。
「先遣の日本艦隊は壊滅。中国海空軍はすでに本気モードだ。これは局地戦ではない。大戦だ」