【米中激突】 10 在日武装蜂起
大飯原発がミサイルで炎上し、関西が暗闇に沈んだちょうどその頃。
北京の国家安全部は、暗号通信を用いて在日中国系組織へ一斉に指令を送っていた。
――国防動員法第六条に基づき、在日同胞は即時行動を開始せよ。
目標は武器・通信・電力・交通の掌握。自衛隊の弱体化を優先せよ。
その文面が届いた瞬間、東京・大阪・名古屋の各地で、水面下に潜んでいた“細胞”が動き出した。
留学生、出稼ぎ、観光名義の長期滞在者。その一部は平時から組織化され、密かに連絡網を維持していた。
■東京:組織的蜂起の始動
池袋北の雑居ビル。
中国語の怒号が飛ぶ。
「全員、防弾チョッキ着用! 五分後に移動開始だ!」
「北京市から直電だ、標的は“練馬駐屯地”の車列だ!」
指揮を執るのは、表向きは飲食店経営者の“王”。
だが本国から派遣された実質上の工作指揮官だった。
彼の周囲には、二十~三十人単位の若者が整列し、金属バット、刃物、違法入手した拳銃まで手にしていた。
その目には、恐怖よりも従順が宿っている。
国家の命令は絶対――彼らには、それが“常識”だった。
■名古屋:軍用品店襲撃
栄の軍用品店に、深夜、数十人の中国系グループが押し寄せた。
「開けろ! 抵抗したら撃つぞ!」
彼らは迷彩服、防刃手袋、ガスボンベを奪取し、軽ワゴン車に詰め込む。
手際は異常なほど良かった。
警察へ通報が行われたが、愛知県警はその時点で原発攻撃と関西停電への対応に追われており、到達まで一時間以上を要した。
奪った装備はそのまま高速道路へ運ばれ、**原発被災地へ向かう自衛隊車列の“待ち伏せ”**に回された。
■大阪:武装集団が街に現れた
闇に沈んだ大阪・生野区。
非常灯だけが薄暗く照らす商店街に、突然、無言の一団が現れた。
「え……ちょ、なんやあいつら……?」
通行人が気づいた瞬間、銃声が走る。
拳銃ではない。
ショットガンだった。
「日本警察は来ぬ。今が好機だ」
指揮者が中国語で命じると、数十名が一斉に道路を封鎖し、車を横転させてバリケードを作り始めた。
目標は一つ――
原発支援に向かう自衛隊の補給車列を叩き、武器を奪うこと。
■自衛隊車列、襲撃される
福井県へ向かう途上
北陸道を走る自衛隊の車列は、暗闇の中でただ淡々と前へ進んでいた。
大飯原発の状態は不明。
だが救護・封じ込めのため部隊は急行せねばならなかった。
だが――その頃、道路脇の茂みに、黒い影が潜んでいた。
「奴らだ……準備しろ」
「指令に従え。奪取した装備は必ず北京へ報告する」
軽ワゴン、トラック、ハイエースが一斉に道路へ飛び出し、自衛隊車列を挟み込んだ。
「何者だッ!? 退避――」
叫ぶ間もなく、火炎瓶が幌車に直撃した。
車両が炎上し、隊員たちが飛び降りた瞬間、襲撃者が一斉に襲いかかる。
「武器を奪えッ! 殺すな、生け捕りにしろ!」
王が怒鳴る。
暗闇の中、バットと刃物が閃き、隊員が次々に倒れていく。
銃を構える暇すらなかった。
十数分後――
自衛隊の小隊は拘束され、軽装備一式と銃が襲撃者の手に渡った。
■日本政府:完全に狼狽
首相官邸では狂気のような報告が飛び交っていた。
「総理! 各地で中国人グループが一斉に暴徒化しています!」
「暴徒じゃない! 軍事蜂起だ! 彼らは組織的です!」
「自衛隊隊員が襲われ、銃器が奪われました!」
「大阪・東京・名古屋、同時多発です!」
「国防動員法発動と見られます!」
総理は青ざめた顔でつぶやく。
「……まさか……本当に……。
日本国内の中国人が……“兵士”として動員されているのか……?」
官房長官は震える声で言った。
「総理、この状況では、治安維持も迎撃も……ほぼ不可能です。
警察は停電で動けず、自衛隊は原発対応で手一杯……」
日本という国家の“内部”から、戦争が始まっていた。
■都市部は無法地帯へ
大阪では武装集団が道路封鎖を続け、
東京では駐屯地の周囲でスマホのライトが怪しく揺れていた。
名古屋では高速道路で多国籍グループが武器を持ったまま補給基地を包囲し始めていた。
「政府は何やってんねん!」
「警察は!? 自衛隊は!? 日本は守られへんのか!!」
国民の焦燥と怒号が、日本列島を覆い尽くしつつあった。
コメント
2025/11/29 15:39
1. 日本の自衛隊はアメリカでも認められている位で簡単にはやられない!
返コメ