【半ぐれ銀行マンの天下取り】 10 立夫の壮大な野望
(俺はついに支店長に成れるんだ・・)
それは“終着点”ではない。
ただの“入り口”だ。
海棠の前では見せなかったが、立夫の心は静かに、燃えていた
(勝った……。だがこれは、まだ序章にすぎない。)
磨き上げられた役員室の窓から、遠い東京の空が見える。
その空の向こうに姫路城がある気がした。
城——
権力、富、そして支配の象徴。
幼い頃から、あの白鷺城を見て育った。
それは常に「頂点の象徴」だった。
(支店長? そんなものは通過点だ。)
(俺が狙うのは、この姫路という“50万都市”そのもの。
この街の人間も、銀行も、企業も、政治も……
俺の意志一つで動くようにする。)
市長が頭を下げ、
議員たちが腰を折り、平伏し 俺のところに 財界の連中が媚びへつらいにやって来るような男——
その座に、俺は立つ。
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■ 復讐の炎
胸の奥に黒い影がよぎる。
あの屈辱だ。
同窓会で笑われ、
銀行の奴らに蔑まれ、
兄貴にまで軽んじられたあの日々。
(全員、見返してやる。
俺を笑った奴らは、土下座するほど後悔させてやる。)
コメント
2025/12/06 7:36
1. おはようさん。
右の画像何度見てもいいですねえ。
このソファーで、この服装で、この微笑み。
まさにyuriさんって感じで。
(^o^)
返コメ