【米中激突】16 断末魔の日本
30代前半  大阪府
2025/12/07 9:04
【米中激突】16 断末魔の日本


ホワイトハウス地下の作戦室で、
米国大統領は歴史上もっとも重い選択を迫られていた。

核で報復するか。それとも人類を守るために核を封じるか。

参謀総長は叫ぶ。

「報復しなければ、アメリカの威信は崩壊します!」

国務長官は対立した。「報復すれば、世界の半分が焼けるぞ!」

両者の声がぶつかり合う中、大統領は額に手を当てた。
たった一つの判断が、80億の命運を左右する。

彼は苦悶の末、うめくように言った。 「核は……使わない。 だが中国への“全面包囲戦略”は継続する。」

その瞬間、世界はわずかに安堵したが、東アジアの最前線――日本は、
逆に“地獄の底”で苦吟し断末魔の様相だった

■ 日本――国家崩壊寸前

中国の核使用による衝撃は、日本全土を瞬く間に飲み込んだ。

東京、大阪、名古屋、福岡――全国のスーパーから食料が消え、
銀行には長蛇の列、ガソリンスタンドには暴徒が押し寄せた。

テレビは次々に速報を流す。「大飯原発、外部電源喪失。原子炉の緊急冷却が機能せず、半径30kmに避難指示」

福井から溢れ出した十数万の避難民は京都、大阪へ殺到し、幹線道路は完全麻痺した。

京都駅前では群衆が押し寄せ、倒れた老人を踏みつけて進む者まで出た。

大阪のホテルロビーは避難民で埋まり、トイレは一時間待ち、配給は30秒で瞬時に消えた。

■ 在日勢力の暴動と、首都圏戒厳令

最悪は“内部”から起きた。中国の核使用に乗じ、一部の急進派の在日勢力がSNSで呼応し、
都心部で暴動が多発。渋谷、新大久保、横浜に火が上がった。

警察は完全に手に負えず、ついに政府は声明を出す。

「首都圏に準戒厳令。自衛隊を治安維持のため投入する。」

東京・市ヶ谷から部隊が出動し、新宿、池袋、川崎、横浜に装甲車が展開した。

住民は恐怖に震えた。「まさか……ここまでになるなんて……」

■ 自衛隊“総力出動”へ

続いて政府は、戦後初の決断を下す。「日本国の防衛および治安維持のため
自衛隊全軍を出動させる。」

北海道から沖縄まで、全ての駐屯地が動き出し、首都圏・原発周辺・港湾を防衛ラインとして固めた。

だが、その背後では数十万の避難民が雪崩のように移動し、
食料・医薬品・水が不足し始めていた。

救急車のサイレンが絶えず響き、病院は廊下の床まで患者で埋まった。

■ 国民はどうなるのか

誰もが口にし始めた。

「この国、本当に持つのか……?」「次に核が落ちれば、日本は終わりだ。」

大統領の決断は“世界の延命”だったが、日本には一切の余裕もなかった。

人々は泣き叫び、怒鳴り、
ただ――
生き延びるために走り続けるしかなかった。

つづく
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コメント

60代後半  鹿児島県

2025/12/07 11:28

1. これを書いているとのってますね!

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