【半ぐれ銀行マンの天下取り】 16  驚愕の事実
30代前半  大阪府
2025/12/08 13:12
【半ぐれ銀行マンの天下取り】 16  驚愕の事実

二人が千賀子のマンションを一通り見て回り、
「すごい……ホテルみたい……」
と呟きながらバルコニーから姫路城を眺めていた、その時だった。

千賀子が、そっと立夫の袖を引いた。

「ご主人様……あの二人のことで、お話したいことがあります」 ただならぬ声だ。

立夫は訝しげに眉を上げ、「どうした?」と促した。 千賀子は声を落とし、まるで壁にも耳があるかのように慎重に言った。

「野田明美さんと中野純子さん……実は、私、何年も前から面識があります。というより——」

一拍おいて、言いづらそうに続けた。 「二人とも、学会の熱心な信徒です」

「はっ、なにぃ?」 思わず立夫は声が裏返った。 学会・・・まさか、あの〇〇学会か。

千賀子は静かに肯いた。 「父は、池田〇作先生とも深く懇意な間柄で……学会では“海棠派”というべき一大勢力を持っているのです」

「……つまり、それは?」

「はい。海棠家の秘書 10名は、全員、学会からの送り込みです。 そのうちのあの二人は古株のほうです

本田 孝義人事部長も、です。 ほかに銀行内では数えきれないほどいるはずです

立夫の背筋に、冷たいものが走った。

銀行内の派閥争いならともかく、 背後に宗教“組織”があるとなれば、話はまるで違う。

千賀子は、さらに衝撃の真実を告げた。 「今回、二人が姫路へ来た目的は……ご主人様の“監視”と“教育”です」

「教育だと?」

「……あの人たちは、信徒としては強靭です。 使命のためなら、涙も恥も手段も選びません」

千賀子は真っ直ぐに立夫を見つめた。

「エロで迫り、篭絡し、洗脳する……そういう役回りさえ、平気で果たす人たちです 場合によっては ナイフを突きつけて入信を迫ってきます」
私が姫路に来たのも 怖くなって 逃げてきたからです 父は怒り心頭になり 私を説得できなかった 二人に激怒したと聞いています」

立夫は驚きもしたが エロで迫るには苦笑した。

「なんだよ、スパイかよ。」
と軽口を叩いたが、内心は想像を超えたあまりのことに 驚愕しっぱなしだ

千賀子は、さらに声を潜めた。

「副次的な目的として、姫路支店を巨大化させ、その利益を海棠家に還流させる……そういう構図もあります」

「つまり俺を操り、支店を乗っ取り、海棠帝国の支店にするわけか……」

言いながら、立夫の中に奇妙な笑いがこみ上げた。

「面白えじゃねぇか。
操ろうってんなら……逆に利用してやるさ」 学会と言えば 名だたる女優が入会し 美女軍団も持っていると聞く それならそれで 利用できると・・・

そこへ、二人の美女が部屋から戻ってきた。

明美が微笑む。「支店長、すばらしいお部屋ですね。今日からよろしくお願いします」

純子も深々と頭を下げる。
「私たち、全力でお仕えしますので……なんでもお申し付けください」

見事な作り笑い。だが目の底に、 “使命を帯びた者の無機質な眼光”を立夫は見逃さなかった

これは 今後の戦略を練り直せばなるまいと・・立夫思った

コメントする

コメント

60代前半  愛知県

2025/12/09 2:38

3. かああ、宗教まで、さすが乗務、普通じゃない。
立男は如何に。
(^o^)

70代以上  千葉県

2025/12/08 18:49

2. がぜん面白くなってきましたよ。

60代後半  鹿児島県

2025/12/08 15:31

1. 新展開〓

…━…━…━…

無料会員登録はコチラ

…━…━…━…