【愛しの美香】 12  美香は15歳
30代前半  大阪府
2025/12/10 22:01
【愛しの美香】 12  美香は15歳
まだ寝ている二人を置いて 立夫はマンションを出た

立夫が事前に電話して向かった先は京極組だ
新宿を根城にそのへん一帯を縄張りに持つ、言ってみれば新興勢力のヤクザである
組長は笑みを浮かべ愛想よく迎えた

「話は聞いた 金なら用意しておいたぜ 200万だ、 受け取れや!」
帯封したままの 現ナマをポケットからポンと出してくれた

「お前の運転免許証と国民保険の細工はほんまに大したもんや 
それだけの技術をもってるもんはプロでも少ないぜ これからも頼むぜ」

前借だったが 立夫の腕を見込んで払ってくれたのだ
今の立夫にとって 手持ち金が乏しくなっていただけに 200万は大金だ 
しかしその額では 美香とさくらを養うには 半年とは持たないだろう

このやくざは クスリもやってると聞いていたし・・警察もアホではない 
飲み屋で知り合った やくざに頼まれて 気軽に偽造をし始めたものの
公文書偽造の罪は軽くはない 捕まれば実刑喰らって刑務所に収監される可能性が強いのだ

2人との暮らしが始まったことで せっかく得たこの幸せを失うなんてゾッとする
どうしたものか・・・警察と聞いて 急に危なく思えてきた
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戻ってきたら さくらは起きていて 目をこすったりあくびしてました
「美香はどうしたんや?」
「美香ちゃんは 走ってくるってスニーカー履いて出て行ったよ」
「そか・・」
美香が走ることは好きよ と言ってたことを思い出した

しばらくして クーラーの修理する業者がきたのと同時ぐらいに美香が戻ってきた
ランニングシャツと 下はビキニパンツ一丁だった マン筋がくっきり・・

「おまえ そんな恰好で走ってたんか ?」
「うん 気持ちよかったよ~~」と あっけらかんだ
「あほ! おま〇この割れ目が丸見えや」
修理業者が口をあけて笑った

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業者がクーラー修理して 快適になった
うわー涼しくなったわ~~
お前たち 好きにしてええぞ・・
メシたべるんやったら ほら,米も買ってきたしな・・
スーパーなどに立ち寄って 鍋やら茶碗まで買ったのだ・・

「おじさん あたしのパンツ 似合う?」
さくらが 昨日買ってやったフリルのショーツを穿いてみせた
きのうの セックスのことなんて綺麗に忘れたみたいでした・・
「おお、さくらは可愛いから なんでもお似合いや・」

美香はというと 素っ裸で冷蔵庫を開けて飲み物の物色だ
目ざとくジュースを見つけてラッパ飲み・・
そして シャワーに向かうと 

さくらが ボクに寄って来た
「おじさん 昨日あんな ことされて 責任とってや・・養ってよね ?」 
EDなんて 大嘘やったし 悪戯っぽい目をして媚びた

(笑)「すまん・・ ここにおったら ええがな・・昨日聞いたが 警察に追われてるんやろ?
「そやねん・・あたしな実は警察だけやないねん・・」
さくらが不敵な顔して言うには
少年院を脱走してきたというではないか!

「なんやて? お前、そんなとこに・・?」
「えへへ 万引きに 恐喝 不純異性交遊 エンコウ・・なんでもありやで・・それで捕まって・・少年院にほうりこまれたんや」

そか(笑)

その先は話さなくていいよって云ったが サクラはつづけた どうやら親の顔も知らないようだ
美香と同じで施設育ちなのだ・・
あたしな・・ほんまの名前は 吉井 里美で・・・と 
これまでの身の上話をするのはいいが、だんだん涙ぐんできた そして年齢は16歳だというのだ

「なんやて! おまえ16歳か?!」
「うん、16や・・」

立夫は 呆れたが もう考えるのが面倒くさくなった
「さくら、もうええがな・・僕はなお前と出会えてうれしいと思ってるんや・・」

「僕でよかったら親代わりしたるで! いままでどおりさくらで ええがな・・」
2人ぐらいなんとかなるわ! 働きに出なくていいからな・・ 
「ありがとう!おじさん ホンマ優しいねんや」
「あたしな、盗った金額は500万と違うねん もっとあるねん・・・ 」

「あはは だんだん増えるんかい? もうええわ そんな話はどうでもええやないか
これからやで・・お前と美香は何があっても守ったると決めたのや」

「そやから 今日は朝から金の都合してきたんやで ほら 見てみろ」
と札束2つ見せた

「ウワーすごい! おじさん、盗んできたの(・・? 」

(笑) 「まあそんなとこや」 と言葉を濁した
さくらは目を丸くした そこには畏敬の念と言うか 尊敬のまなざしに変わっていた 同類の泥棒と思ったのだろう(^^)

で、すかさずさくらが言った

「今日から おまんこ一回1万円やで タダではしないからね!おじさん!」

「あはは わかった!お前には負けるよ」 利発な女だと立夫は内心舌を巻いた
さくらの尻をなでながら

「おじさん 美香ちゃのことやけど」 と立夫の顔を寄せて声を潜めた
「美香ちゃん 15歳やで・・知ってた?」

「えーーっほんまかい? 知らんがな・・」
立夫は美香が19歳にしては童顔やとは思ってたが まさか15歳とは・・
さくらが 手帳を見せた それは美香の養育手帳でページ開いたら 確かに15歳となっていた
障害区分のところにBとあった
やはり知的障碍者だったのだ・・

つづく
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