愛しの美香 22 【暗転】2
北九州のやくざ 工〇会と兄弟分にあたり 覚せい剤を扱っていることで 何度も警察に検挙された、いうなれば 筋金入りのやくざだ。
「前島、俺のメンツはどないしてくれるんや! ワレが 俺と同じの大阪出身ということで目をかけてやったのに、恩を仇で返すんかい!」
「組長、すんません、 体壊してついつい、」
「それならそれで電話してこんかい! それがスジというもんやろ! 」
組長は本気で怒ってる様子に 立夫はビビった
「多くは云わん、15枚の 免許証を10日で仕上げろ!」
できるわけがないのだ
不眠不休で やつたとしても 10枚がやつとだ・・
「判りました!死に物狂いで やらしてもらいます!」
「いいか デキなかったら 指の一本詰めるぐらいで済まんぞ! 」
組長の鋭い眼光はハッタリではなく 本気だと そう書いてあった
立夫は 顔を上げ 判りました!必ずお届けしますと 確約するしかなかった
事務所を出た 立夫には (逃げるしかない・・) の
それしか浮かばなかった
自宅に戻り 所持金の残高確認した 15万ぽっちだ・・
こうなる前に ちゃんと やつておけば良かったと後悔しても後の祭りだ
さあ、困ったぞ・・・
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その夜
おじさん どうしたん? 美香が黙り込む立夫の顔を覗き込む
さくらは 連日 帰ってこず 美香も 寂しいのだろう・・
「おじさん おま〇こして・・」と 俺の体を 揺さぶる
「美香、今夜は あかん 立たへんわ」 と
美香の頭を撫で抱きしめながら 思案は続けるが 策などあろうはずもない。
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立夫が悶々としてより 2日目の朝だった
スマホが鳴って ドキンとした
出ると 田村だった
「なんや あんたか・・陸上は出さん と 言うたやろ・・しつこいな」
「今日は それではないんですよ スポンサーの件です」
「ん?スポンサー?」
「そうです!美香さんと ぜひ契約したいという スポンサーが 名乗り出ています
美香さんが出した 11秒14の公式記録さえ出してもらったらOKなんです!」
つづく