【半ぐれ銀行マンの天下取り】  33  2億荒稼ぎ の顛末記
30代前半  大阪府
2025/12/18 10:24
【半ぐれ銀行マンの天下取り】  33  2億荒稼ぎ の顛末記
立夫の支店長室。
村木と密談していた。 
「もうすぐ 住友不動産が来る・・人参ぶら下げたら飛びついてきたわ」(笑)
「そやろな 濡れ手に泡のボロ儲けやからな」

「村木よ お前に頼みたいのは 賛助金や。これを来たやつらに提示するんや 俺の口からは言いにくいからな 頼むぜ」
「よし、任しとけ!」 と 立夫が書いたメモを確認しながらニンマリだ

「住友不動産さん、支店長と部下お二人がお見えになりました!」
の秘書の言葉と入れ違いに来た

支店長室の扉が開くなり、 柴田支店長は二人の部下と共に深々と頭を下げた。

「いやあ……もう、なんとお礼を申し上げていいやら」

興奮が、声ににじんでいる。 

「正直に言いますとね」

柴田は椅子に腰掛けながら続けた。「あの国有地、うちも官報で見ていました。欲しかったんですよ」

「ほう」

「ですが……播州興産さんが もう入口を押さえていると聞きまして」

「無理筋だと判断して、 最初から手を引いたんです」  柴田は、そこで苦笑した。

「それが……まさか、まさかですよ」

立夫を見て、にやりと笑う。

「さすが海堂さん  お手並み、お見事ですな」

立夫は、すぐに返した。

「おいおい」  軽く手を振る。

「俺が絵を描いたなんて、  詮索してもらったら困る」

少し間を置いて、冗談めかして続ける。

「(^_^)」

柴田は、その意味を即座に理解し、 同じようにニヤッとした。

「失礼しました」

「で、本題やが」 立夫は、机の上の図面を指で叩いた。

「再入札が成立したら 住友さんが落とすんや 」

「はい」

「その場合やが」

立夫は、淡々と条件を出す。

「入口の土地は、俺の知人が取得している」

柴田は、即座にうなずいた。 「承知しています」

「それを、 買ってもらいたい」

「価格は?」

立夫は、少し考えるそぶりを見せてから言った。

「一億や まあ…… 楽勝やろ」 
立夫側が払ったのは 7200万だが2800万を上乗せした

柴田は、即答した 「ですね~~」 部下二人も、うなずく。

「買い手も他にありませんし、全体の収支から見れば、 誤差みたいなものです」

柴田は、少し言い淀んでから、おそるおそる切り出した。

「……あの、海堂さん」

「なんや」

「当社に、どんなご希望を?」 立夫は、表情を変えずに答えた。

「それはこの 村木支店長代理から 話させてもらいますよ」

村木に代わった

「海棠支店長は 学会関係の組織を持っています 」

柴田は、黙って聞く。

「そこに、 賛助金という形で 年五千万、四年で 計二億をおねがいしたいのです」 

柴田は、ゆっくりとうなずいた。 「……分かりました」

迷いはなかった。

柴田は、計算を終えたように言った。

「正直に申し上げますと…… それだけお支払いしても」

一瞬、言葉を選ぶ。

「当社としては、 最終的に五億以上の利益は――」

「ははは」

立夫は、即座に遮った。

「そんなもんはさ」 視線を上げ、淡々と言う。

「俺に聞かせてもらわんでもええ」

柴田は、苦笑して頭を下げた。

「……失礼しました」 汗をかくようにして 部下と退室した
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「立夫、やったな! すげー奴だぜ お前は・・」
村木は 心底舌を巻いたのだ
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コメント

60代後半  鹿児島県

2025/12/18 10:55

1. なるほどそうきたか〓

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