【半ぐれ銀行マンの天下取り】  38   思い知らせてやる!都市計画課長への復讐へ 1
30代前半  大阪府
2025/12/19 13:45
【半ぐれ銀行マンの天下取り】  38   思い知らせてやる!都市計画課長への復讐へ 1
「……全部、揃いました」

純子は、ファイルを机の上に置いた。

分厚い。一冊ではない。三冊だ。

背表紙には、無機質な文字でこう書かれている。 【姫路市 都市計画課長】

純子は、珍しく口元に笑みを浮かべていた。

破滅に追いやる資料であることをを確信した表情だった。

「これで、いけます! 課長は……終わりです」

立夫は、ほうかと満足げに 椅子に深く腰を下ろした。

「言ってみろ」


一つ目――開発業者との癒着。  純子は、 一枚の一覧表を取り出した。

「特定の開発業者だけ、都市計画の事前相談が 異常に早いんです」

「他社は半年~一年 特定業者:数週間 しかも、条件付き許可 解釈の拡大 境界線の“読み替え” すべて、その課長の決裁印。 偶然ではありません」

立夫は、無言でうなずいた。


二つ目――金の流れ 純子は、次の資料を開いた。

「表では、献金でも寄付でもありません」

だが――課長の妻名義の口座 親族名義の不動産にコンサル料という名目の入金

金額は、一つ一つは小さい。

だが、回数が多い。「典型的な、“ばらし”です」

立夫は、鼻で笑った。 「あほな奴や 素人やな」


三つ目――たかり

純子は、スマホの写真を見せた。

高級料亭 ゴルフ場 海外視察という名の私的旅行

すべて、 業者持ち。 一部は 公務出張になってましたが 仕事をしたという事実はありません 公務の名に借りた 遊興旅行です」

「あはは どっかの クソ知事がやってたな それ」

つまり――完全な私的接待ということだ

純子は、すべての資料を並べ終えた。

「課長は、 収賄罪から 逃げられません 行政も、警察も、マスコミも、全部、動きます」

そして、立夫を見た。

「……どうします?」

「純子 よくやった!・・これであいつは 破滅だ  さあ どこから行くかだ・・純子、 今夜はお前と一発しながら 考えるとするか・・」(笑)

純子は、それには 連れ笑いだ。

つづく
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