【半ぐれ銀行マンの天下取り】 42 SMハーレムの館造りへ
其の日 立夫は村木と連れ立って、玲子のクラブМに行った
まだ開店前の、照明を落としたフロアだった。
ソファに腰を下ろした玲子は、二人の顔を 見て、ただ事ではないと悟った。
「……今日は、話がある顔ですね」
立夫と村木はボックス席にすわり、グラスに氷を落としながら 立夫はスマホを開け一枚の写真を見せた
「これは 完成予想画像や 本館は料亭旅館。 別館はお城に模した3階建てのデザインビルや」
玲子は 画像を見ながら 立夫の説明に聞き入った
「別館には玲子のクラブМを作る。本館の料亭も旅館も玲子に任す。
「これはすごいわ! 私に?任せてくれるの?」
「ええか 頼みたいのは 女は、最高級のМだけを揃える。数より質がポイントや 客は経営者や幹部だけが来る」
「住友が融資する姫路の主要企業のほとんどが来るやろ 来ない奴は 追加融資も運転資金も出さん」(笑)
玲子は静かにうなずいた。 顔は笑っていたが真剣な目つきだ
「別館の二階は、ホステスや女たちの住まいであると同時に SMハーレムの場所でもある」
「3階の天守閣はまさに姫路を睥睨する拠点にする 密談と謀議の場や 諜報活動や盗聴などに駆使する、 あらゆる機材を揃えるつもりや 今は情報がすべてや」
「要するに ここはな 食いものから 色と欲 の3大本能を満たし それに加えそれを 高みにもっていくための作戦拠点なんや」(笑)
(笑) 玲子も村木も 口をあけて笑った
立夫は続けた。場所はすでに見つけてある。 この近くで魚町では一等場所だ
食うこと。色と欲。 打算と策謀
人間の根幹を、ひとつの建物に集約する」という立夫の説明に 玲子は 脱帽したが 妙に納得してしまった
「最終の夢はこれの 一千倍の規模と金が要るんや そやけど それまで時間はかかる それまではここでSMを楽しむことにした
玲子 おまえには俺と村木の期待に応えるような М女を揃えてほしいのや わかるやろ・・」
玲子は、しばらく黙っていたが、やがて小さく息を吐いた。
「わかったわ 最高の女揃えてやるよ・・関西一のSMクラブにして期待に応えるよ」
「よっしゃぁ!」 3人は顔を見合わせ グラスで乾杯した
つづく
コメント
2025/12/20 20:30
1. そろそろ最後が近づいてきましたね!
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